毎日新聞 2025/7/19 09:15(最終更新 7/19 09:15) 691文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷佐々木禎子さんが残した折り鶴の金属製レプリカを福岡県春日市の井上澄和市長(右端)に手渡す佐々木雅弘さん(中央)と雅弘さんの長男住幸さん=春日市で2025年7月15日午前11時7分、竹林静撮影 広島市の平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなった故佐々木禎子さんの兄雅弘さん(83)=那珂川市=らが15日、福岡県春日市役所を表敬訪問し、禎子さんが残した折り鶴の金属製レプリカなどを寄贈した。23~26日に市ふれあい文化センターである平和祈念展で展示される。 19日に市立春日原小・ゆめホールで開かれる講演会(春日原地区自治会主催)で、雅弘さんが講師を引き受けたことをきっかけに寄贈が実現。雅弘さんはレプリカと自身が折ったピンクの折り鶴、「想いやりは世界共通の心掛け」と記した直筆の色紙を井上澄和市長に手渡した。同自治会からは、禎子さんの生涯をつづった雅弘さんの著書「禎子の千羽鶴」20冊が贈られた。Advertisement 1945年8月6日、当時2歳だった禎子さんは広島の爆心地から約1・6キロの自宅で被爆。小学6年の時に白血病を発症し、回復を願って薬の包装紙などで1300羽以上の鶴を折ったが、被爆10年後の55年に12歳で亡くなった。禎子さんの級友の呼びかけで58年、原爆の犠牲になった子どもを追悼する「原爆の子の像」が完成した。佐々木禎子さんが残した折り鶴の金属製レプリカ(手前左端)。兄雅弘さんが折ったピンクの折り鶴には「世界平和」とメッセージが書き込まれた=福岡県春日市で2025年7月15日午後0時4分、竹林静撮影 折り鶴のレプリカは禎子さんの枕元にあった1羽を、広島県福山市の金属部品メーカー「キャステム」が3Dスキャン技術で再現。雅弘さんによると、同様のレプリカは岸田文雄前首相や2023年に広島市で開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で各国首脳にも配られた。 井上市長は「改めて平和を語り継ぐことの大切さを実感した。平和のシンボルとして、平和学習などに利用したい」。雅弘さんは19日の講演に向け「禎子が残した思いやりの心を伝える話をしたい」と話した。【竹林静】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>