情熱と炭と墨と 大牟田北高書道部、3年ぶりに全国の舞台へ

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毎日新聞 2025/7/18 06:45(最終更新 7/18 06:45) 831文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷出場報告で関好孝・大牟田市長(前列中央)を囲んで記念撮影をする大牟田北高の書道部員ら=大牟田市庁舎302会議室で2025年7月14日午後3時50分ごろ、降旗英峰撮影 福岡県立大牟田北高の書道部が、27日に愛媛県である「第18回書道パフォーマンス甲子園」(実行委主催)に2022年以来3年ぶりに出場する。21年に全日制から定時制へ移行し、練習時間や部員確保に苦労するが、大牟田市の基幹産業だった炭鉱を題材にしたパフォーマンス「重なる情熱」で4回目の出場権を勝ち取った。 縦4メートル、横6メートルの用紙に10代の思いやメッセージを音楽や踊りに乗せて大書する。字の美しさに加え、身体表現、物語性も問われる。紙産地の同県四国中央市の名物行事で、映画「書道ガールズ‼わたしたちの甲子園」(10年)で紹介された。Advertisement 大牟田北高は19年に九州予選を突破して初出場を果たし、コロナ禍の中止を挟んで21、22年と3大会連続出場し、21年には審査員特別賞を受けた。しかし、定時制移行に伴い、生徒は朝から夕、昼から夜などと授業時間を幅広く選択できるようになった一方、全体練習がしづらく、部員も減って23、24年は全国大会を逃していた。 復活を期した今期は24年12月から「重なる情熱」の準備に入った。旧三井三池炭鉱跡の世界遺産登録10年にちなみ、用紙を墨汁で石炭のように黒く塗り、「情熱」と「炭(すみ)」「墨(すみ)」との文字を記し、日本の近代化を支えた炭鉱マンと、大会にかける書道部員の情熱を4月入部の1年生を含め9人で表現する。 8校が挑んだ5月の九州予選(映像審査)で「炭鉱の地元ならでは」と評価され、全国優勝経験のある八幡中央(北九州市)に次ぐ2位で大会への出場権を得た。第18回を迎えた大会で定時制の出場は大牟田北高だけだ。 今年は5位以上に入ると、8月21日に大阪・関西万博でパフォーマンスができる。14日、大牟田市役所に出場報告に訪れた部長の吉開瑞歩(みずほ)さん(3年)は「授業の開始、終了が部員それぞれなので、日ごろは個人個人で練習し、週末に全体練習をしている。5位以上に入り、最高の思い出にしたい」と意気込んでいる。【降旗英峰】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>