「今年は動かなくてごめんね」 船の上の「ビアガーデン」開幕! 東京の新たな”夏の風物詩“なるか

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2025.07.19乗りものニュース編集部tags: さるびあ丸, 東海汽船, 船東海汽船が東京・竹芝桟橋で”停泊型“の船上ビアガーデン「さるBEER(さるビア)」の営業をスタートしました。そのフライヤーには、「今年は動かなくてごめんね」の文字が。毎年恒例だった“夏の風物詩”が形を変えました。 2025年7月18日、東海汽船は停泊型船上ビアガーデン「さるBEER(さるビア)」の営業を、東京・浜松町の竹芝桟橋にてスタートしました。拡大画像竹芝桟橋に停泊する「さるびあ丸」。ここが「さるBEER」の舞台(乗りものニュース編集部撮影)「さるBEER」は、伊豆諸島航路を運航している約6000トンクラスの大型旅客船「さるびあ丸」の船上において、夏季限定でビアガーデンを営業するイベントです。期間は7月18日~8月31日(8月26日、27日を除く)の43日間。毎日19時30分から21時20分まで営業します。 料金プランは「スタンダードプラン」と「指定席プラン」の2タイプから選ぶことができ、全日予約制となっています。スタンダードプランは大人・子ども共通で1名2000円。飲み放題(一部有料)付きで、フードは船内で別途購入する形式です。 また、指定席プランには「レストランプラン」(1名5500円~)と「洋室プラン」(1名6000円~)が用意されており、入場料に加えて飲み放題・料理・指定席がセットとなります。追加オプションとして、オードブルのバラエティセット(4000円)や島寿司(10貫2000円)などもオーダーできるとのことです。オープン初日の7月18日、さるびあ丸は訪れた多くの乗船客の姿でにぎわいました。船からは、レインボーブリッジのライトアップや月島・勝どきエリアの夜景をぐるりと見渡すことができます。船内では工場直送の生ビールをはじめ、サワーやハイボールなどの各種ドリンクが飲み放題で楽しめるほか、伊豆諸島の食材を使用したオリジナルフードの提供も。3連休の前日ということもあり、若者や外国人観光客など、さまざまな人々が景色とお酒を満喫しました。 ただ、今回のイベントのフライヤーには、「今年は動かなくてごめんね」という文言も。昨年までは、船を動かしてイベントを行っていたのです。【次ページ】“遊覧”しないのは寂しいけれど…【これはこれで楽しそうだ!】これが「船の上のビアガーデン」の様子です(写真を見る)