毎日新聞 2025/8/28 23:28(最終更新 8/28 23:28) 760文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【大阪市(NTT西日本)-横浜市(三菱重工East)】九回表大阪市1死一塁、北條史也が2点本塁打を放つ=東京ドームで2025年8月28日、後藤由耶撮影第96回都市対抗野球大会(28日・東京ドーム)○大阪市・NTT西日本2―1横浜市・三菱重工East● 大きな放物線が左翼へと伸びていった。0―0の九回1死一塁、大阪市の7番・北條史也が放った決勝2ラン。プロ野球・阪神でも活躍した殊勲者は「よくてフェンス直撃かなと思っていた。たまたまです」とはにかんだ。 打線は横浜市の投手陣からあと一本が出ずに苦しんでいた。「なかなか均衡が破れなかった。仕掛けていくしかない」と大阪市の河本泰浩監督。八回には盗塁をたびたび仕掛け、試合を動かそうと試みた。Advertisement 九回の北條へのサインもヒットエンドラン。代わったばかりの速球派・野中太陽に対し、河本監督は「スピードボールを大振りすると捉えられない」と考えた。【大阪市(NTT西日本)-横浜市(三菱重工East)】九回表大阪市1死一塁、北條史也が2点本塁打を放つ=東京ドームで2025年8月28日、後藤由耶撮影 これに北條が応えた。2ボール1ストライクから、浮いた変化球をコンパクトなスイングで引っ張った。「(上から)たたこうと思って」。そんな思惑で最上級の結果を出した。 都市対抗大会での東京ドーム通算2100本塁打のメモリアルな一発は、チームにとっても大きな得点になった。 北條は社会人入りして2年目。自チームの三菱重工Westは予選で敗退したが、昨年も東京ドームで活躍した勝負強さを買われて補強選手に選ばれた。 社会人野球の水にも慣れてきた。本塁打の場面もダイヤモンドを走っていたから、スタンドインの瞬間は見ていない。脚がつっていたといい、全力疾走はできなかったが、一球に懸ける思いを体現した。 チームが掲げるテーマは「ポジティブ」。失敗があっても下を向かず、前を向き続ける姿勢を大事にする。この試合、盗塁失敗やミスもあったが、積極策を繰り出し続けた。 「みんないつも通り、ポジティブにやってくれた」と河本監督。やるべきことを貫いた先に、前回王者からの白星が待っていた。【石川裕士】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>