もっと社会人野球スポーツ速報毎日新聞 2025/8/26 14:00(最終更新 8/26 14:00) 1010文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷第74回大会で4本塁打を放ち、調布市・シダックスの準優勝に貢献したオレステス・キンデラン内野手。キューバ代表としては1992年バルセロナ、96年アトランタ両五輪で金メダルを獲得した=東京ドームで2003年8月2日、加古信志撮影 東京ドームで28日に開幕する第96回都市対抗野球大会では、出場チームなどから募った野球用具をキューバに寄贈する。 屈指の野球大国で国際大会でも好成績を残していたキューバだが、近年の経済状況悪化が国民的スポーツにも影を落とす。Advertisement 用具は、国が新設する野球学校で活用される予定だ。キューバのヒセラ・ガルシア大使(64)は「困難な状況でいただく寄贈品は、大きな貢献をしてくれるはずだ」と期待を込める。資金不足「国技」に影落としWBC決勝【キューバ6-10日本】九回表日本1死満塁、小笠原の右犠飛で松中が三塁から生還(捕手・ペスタノ)=米カリフォルニア州サンディエゴのペトコパークで2006年3月20日、山本晋撮影 キューバに野球が伝来したのは、日本に伝わった1872年より古いとされている。政府も普及に力を入れ「国技」として愛されてきた。 1990年代から2000年代にかけて代表チームがオリンピックで金メダル3個と銀メダル2個を獲得。初開催となった06年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝での日本との死闘も鮮烈な印象を残した。社会人野球のシダックスやプロ野球にも名選手を多く輩出し、現在では巨人で活躍するライデル・マルティネス投手(28)らがいる。 しかし10年代に入ると国際大会の表彰台に姿を現さなくなった。 米国からの経済制裁で国内の経済状況が悪化したためだ。野球用具も資金も足りなくなった。資金不足のため、国際大会に備えた海外遠征や大会直前の合宿もかなわなくなった。 余裕を持った入国ができず時差調整や直前練習なく大会に臨み、結果が残せなくなった。米国での国際大会では入国ビザが下りないことも多いという。 ガルシア大使は「野球はキューバの国技で、文化の一端を担っているものだ。国民は今の困難な状況に非常に心を痛めている」と話す。苦境打開へ、野球専門学校新設都市対抗野球大会で集まった野球用具の寄付を受けるキューバのヒセラ・ガルシア大使。キューバの現在の野球事情や日本との野球の交流の歴史を語った=東京都港区で2025年8月1日午後0時6分、田中綾乃撮影 苦境を打開しようと、キューバは今年9月、首都ハバナに野球専門の学校を新設する。全国から若い才能を集め専門教育を施す。 ガルシア大使によると、各地に野球を含めたスポーツの学校は多く存在するが、野球に特化した全国的な養成機関は初めて。 都市対抗で集めた用具は主にこの学校に寄贈される。ガルシア大使は「寄贈は外国からの協力第1号になる。日本の皆さんからの贈り物だ。(学校設立で)キューバの野球が昔のレベルにまた戻ることができれば」と願う。 9月8日の決勝当日、グラウンド上でガルシア大使に贈られる。都市対抗では23年から使われなくなった野球用具の寄付を続けている。23年はミクロネシア連邦、24年はパラオに贈られた。【田中綾乃】【時系列で見る】【前の記事】投手陣は樋口、打線は柴崎 王子は投打ともに新顔がけん引 都市対抗関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>