中国が東シナ海で「巨大構造物」また作ってる! 日本政府「一方的な開発行為」と抗議 今年3基めと外務省

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2025.08.26乗りものニュース編集部tags: 中国, 外交, 船中国が東シナ海において、新たな構造物の建設を進めていると外務省が公表しました。今年に入って3基目 一方的にガス田開発を続ける中国に抗議 外務省は2025年8月26日、中国が東シナ海において、新たな構造物の設置を進めていることが確認されたと公表しました。拡大画像中国による東シナ海での新たな構造物設置の動きが確認された。写真は2022年5月に確認された、第13基目の構造物(画像:防衛省) この構造物は東シナ海における、日中の地理的中間線の西側(中国側)で確認されたもので、ガス田開発のための設備とみられます。中国によるこうした海上構造物は、これまでに計21基の設置が判明しており、今年に入ってからは5月と6月に続き3基目です。 東シナ海でのガス田開発は、もともと日中両政府の共同開発によって進めることで2008年に合意していましたが、現在は交渉が中断した状況。ところが、その後も中国はこの近辺で一方的な構造物の建設を進めているとして、外務省が抗議しています。 今回、外務省は「東シナ海の排他的経済水域及び大陸棚は境界が未画定であり、日本は日中中間線を基にした境界画定を行うべきである」との立場を改めて表明したうえで、「日中中間線の西側においてとは言え、中国側が一方的な開発行為を進めていることは極めて遺憾である」と強く主張。一方的な開発を中止するとともに、ガス田開発に関する合意交渉を早期に再開するよう、中国側に求めていると発表しました。 また、日本の外務省の金井正彰アジア大洋州局長は、すでに在日中国大使館の施泳次席公使へ抗議しました。さらに林芳正官房長官も同日の会見で「新たな構造物設置の動きが確認されたことは極めて遺憾だ」と述べています。【え…こんなに!?】これが中国が一方的に建設したという「海上構造物」です(写真で見る)