荻野吟子は「第2のおしん」 埼玉・熊谷が新戦略で「朝ドラ化」狙う

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毎日新聞 2026/2/23 07:15(最終更新 2/23 07:15) 1315文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷関係資料を収蔵、展示する荻野吟子記念館。解説者は町田直昭さん=埼玉県熊谷市内で2026年2月20日、隈元浩彦撮影 日本初の公認女性医師として知られる荻野吟子(1851~1913年)の顕彰を軸に、生誕の地、埼玉県熊谷市が新たな地域ブランド戦略に乗り出す。関係自治体とも連携した活動を通じて市民の郷土愛の醸成につなげ、NHK連続テレビ小説の主人公に採用されることが目標だ。初の女性首相が誕生するなど女性活躍が注目される中、市は「起伏に富んだ生涯は第2の『おしん』だ」と意気込む。【隈元浩彦】 吟子は幕末の1851年、利根川に面した当時の俵瀬村(旧妻沼町を経て現熊谷市)の名主の家に生まれた。私立医学校で学んだが、女性であるために国の医術開業試験は受けられなかった。Advertisement 度重なる働き掛けで重い扉が開かれ、85年に女性で唯一、試験に合格し、34歳の時に東京で開業した。女性患者の救済と、女性の地位向上に奔走した。その後、北海道へ渡り、キリスト教徒の理想郷建設を志すとともに、へき地医療に尽くした。起伏に富んだ不屈の歩みは、小説などの題材になっている。 市は2025年度中に「顕彰推進協議会」を発足させ、北海道せたな町や今金町、東京都文京区など吟子ゆかりの自治体、団体との連携を強化。26年度はパネル展、シンポジウムの開催を通して吟子に関する情報を広く発信していく方針。日本初の公認女性医師の荻野吟子が開院した頃に撮影した鹿鳴館スタイルの写真(「日本女医史」所収) ほかにも、マンガ形式のブックレットを27年3月に刊行する。市内の小中学校の児童、生徒に配布し、吟子への理解を深めてもらうのが目的だ。吟子の生涯を描く市民参加型の演劇上演なども企画されている。 既に小林哲也市長は北海道の2町などを訪問し、連携の推進を確認したという。25年10月から2期目を迎えた小林市長が引っ張る新市政の方針は「新熊谷ブランドの創出」。荻野吟子はその第1弾となりそうだ。 今月17日発表の26年度当初予算案には、関係予算として約950万円を盛り込んだ。小林市長は「新しい史実も分かってきた。男女共同参画、女性活躍の時代を迎え、吟子は今の時代にふさわしい」と強調。「朝ドラ」化の目標に触れ「第2の『おしん(83年に放映され記録的な視聴率を誇ったドラマ)』になってほしい、という関係者の声も聞くほどだ」と期待を寄せた。地元・記念館 予算化を歓迎 吟子の生家近くの市立荻野吟子記念館(熊谷市俵瀬)。直筆の文書、関係資料などを展示している。2006年に開館した。運営を任されているのが地元のボランティア組織「阿(あ)うんの会」。吟子をアピールする事業の予算化の知らせに同会副代表の町田直昭さん(79)は「開館20年を迎える中、うれしい知らせです。女性が社会の担い手になっている中、その先駆者として、吟子の名前が広まるきっかけになってほしい」と喜ぶ。 生家跡はない。「直系の家は途絶え、地元の私たちがその語り部なんです」。口調は自然と熱を帯びる。「吟子は単に医師としてではなく、女性の地位向上に努めるなど社会運動の先駆者という顔を持っていました。栄光と波乱に満ちた生涯は、小説、映画、舞台になっています。そう、残るはドラマ。実は、朝ドラ化は私たち会の目的の一つなんです。きっと話題になりますよ」。はやくもその脳裏には、ドラマの中で躍動する吟子の姿が浮かんでいるようだった。あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>