副大臣を打診されたが… 日本を選んだ万博ウクライナ館長の葛藤

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毎日新聞 2026/2/24 10:00(最終更新 2/24 10:00) 有料記事 1495文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷インナ・イリナさん=東京都千代田区で2026年2月11日、大前仁撮影 戦火にさらされる母国に戻り、役に立ちたいと思う。だが子どもたちの安全を考えた末に、滞在先の日本に残ると決めた。苦渋の決断だったが、これは正しかったのか――。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から4年を迎える中、あるウクライナ人女性が苦しい胸の内を明かした。【大前仁】 いま首都キーウ(キエフ)は厳しい寒さに襲われている。氷点下25度近くまで下がる中、ロシア軍は容赦なくエネルギー施設を狙い撃ちにする。あたかも市民の抗戦意志をくじくかのようだ。 今月上旬にキーウ市内の発電所の一つが壊されると、数日間にわたり周辺地区の電気や暖房の供給が止まった。「日本に残って」父に諭され インナ・イリナさん(46)の父(74)と母(67)はこのエリアの集合住宅の16階に住む。停電でエレベーターが使えず、両親は地上との往復に階段での移動を強いられた。電気技師の父が発電機などを使い、幸いにも暖を取って寒さをしのぐことはできた。 「多くの国民は諦めずに頑張ろうという思いのようです。それでも毎晩のように空襲に遭い疲れています」。日本滞在が7年となるイリナさんは、苦境にあえぐ両親や同胞に思いを寄せる。 日本語教師として母国で活動していたイリナさんは2019年に来日し、東京のウクライナ大使館の契約職員として働いていた。契約が切れた24年冬、最初の決断に迫られた。ロシアから攻撃される故国に奉仕するため、帰国すべきか否か。 だが、キーウに残る父から諭された。「子どもたちの安全を考え、日本に残ってくれないか」。日本でともに暮らす長女(16)や長男(14)にも相談したが意見が割れた。最終的に帰国しない道を選んだ。万博の館長に そんな中で朗報が舞い込んだ。25年4月に開幕した大阪・関西万博でウクライナ館の館長をオファーされ、引き受けた。 週5日は大阪に宿泊。残り2日は東京に戻り、子どもたちと過ごす日々を続けた。献身的な姿勢が周囲の目に留まったのか、万博のウクライナ政府代表を務めたテチャナ・ベレジナ文化相代行(現文化相)から思いがけぬ提案を受けた。…この記事は有料記事です。残り627文字(全文1495文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>