毎日新聞 2026/2/23 08:30(最終更新 2/23 08:30) 1114文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷北海道根室沖の海底に設置された音波データを観測する装置=東北大・北海道大・海洋研究開発機構提供 北海道太平洋沖で17世紀にマグニチュード(M)9級の超巨大地震が起きた千島海溝沿いで、同規模の地震を起こしうるエネルギーが岩盤に蓄積している可能性があるとの研究成果を、東北大などのチームが発表した。前回から約400年が経過しており、チームは「超巨大地震とそれに伴う津波の再来が切迫している可能性がある」としている。 チームによると、北海道太平洋沖では過去約400年間隔で巨大地震が繰り返されてきたと考えられる。前回の正確な年は分かっていないが、1611~37年ごろにM8・8程度の地震が起き、現在の海岸線から約1~4キロ内陸まで津波で浸水したとされる。Advertisement しかし、陸から離れた海溝沿いには観測網がなく、海溝型地震を引き起こすプレート境界のひずみの蓄積を示す直接的なデータは得られていなかった。北海道根室沖の海底調査で確認された地殻変動 そこで東北大と北海道大、海洋研究開発機構(JAMSTEC)のチームは2019~24年、過去に地震が発生したとみられる根室沖の海底の3カ所に観測点を設置し、音波データなどから地殻変動を測定した。その結果、海溝に近い太平洋プレートと陸のプレート上の2カ所で、地殻がいずれも西北西に年約8センチ動いていることを確認した。 千島海溝では太平洋プレートが年約8センチの速さで陸のプレートの下に沈み込んでいる。今回観測された陸のプレートの変動は、太平洋プレートの沈み込みの大きさや向きと一致していたことから、プレート境界の浅い部分が固くくっついて陸のプレートを引きずり込んでいることが分かった。 17世紀の地震以降、ひずみがたまり続けている場合、その量は20・5~30メートルに達すると試算される。17世紀の地震ではプレート境界が約25メートルずれたとみられ、すでに同規模の巨大地震を引き起こすエネルギーをため込んでいることになる。 今回の観測点より深いプレート境界では、03年の十勝沖地震(M8・0)や73年の根室半島沖地震(M7・4)などが起きている。だが、海溝寄りの浅い領域では大規模地震が起きておらず、ひずみが解放されていない可能性が高いという。 11年の東日本大震災(M9・0)前も、宮城県沖の日本海溝付近に地震の「空白域」が確認されていた。大震災では日本海溝付近まで断層が大規模にずれ、巨大津波を引き起こした。 東北大の富田史章助教(海底測地学)は「北海道沿岸では最大20メートルほどの非常に大きな津波が予想されている。発生間隔にばらつきはあるが、将来必ず巨大地震が発生するというリスクを認識して生活してほしい」と呼びかけた。 成果は14日付の科学誌「コミュニケーションズ・アース・アンド・エンバイロメント」に掲載された。【高橋由衣】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>