遺族「誰がどう処分されても娘は…」 川崎ストーカー、県警が謝罪

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毎日新聞 2025/9/4 19:45(最終更新 9/4 19:45) 814文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷神奈川県警の検証結果を受け、記者会見する岡崎彩咲陽さんの父鉄也さん=横浜市中区で2025年9月4日午後3時16分、宮本麻由撮影 元交際相手からのストーカー被害を神奈川県警に訴えていた川崎市の女性が殺害された事件で、県警は4日、一連の対応が不適切だったとする検証結果を公表した。担当した警察官全員が「危険性を過小評価」し、組織的な初動対応をせず、女性の失踪後も積極的に捜査しなかったと結論づけた。 県警の検証結果公表を受け、亡くなった岡崎彩咲陽(あさひ)さんの父鉄也さん(51)が横浜市内で記者会見した。県警が対応の不備を認めたことについて「真実をずっと訴え、何カ月もかかった。家族は最初から分かっていたことで、『良かった』という気持ちは全くない」と突き放すように話した。Advertisement 県警側は1日に川崎臨港署で鉄也さんに報告書を渡し、その場で署長らが約20分にわたって陳謝。「本来ならもっと早く謝罪すべきだった。遅くなったことを深くおわびする」などと述べ、鉄也さんは娘の墓前に報告したという。亡くなった岡崎彩咲陽さんの写真などが飾られた、祖母須江子さんの自宅=川崎市川崎区で2025年9月3日午後2時59分、矢野大輝撮影 県警の43人もが処分を受けたが、鉄也さんは「誰がどう処分されても、彩咲陽は戻ってこない」と語る。 ストーカーによる被害は各地で絶えず、警察庁や県警は法改正や組織改編で対応を強化する方針を示している。鉄也さんは「良い方向へ向かっている」と受け止めつつ、そうした対応も万能ではないと訴える。「警察の体制が変わっても、人間性が変わらないと駄目だと思う。また同じことが繰り返される」 生前、岡崎さんをかくまっていた祖母・須江子さん(68)は、今も悲しみの中にいる。自宅から岡崎さんがいなくなった後、LINE(ライン)で「何処(どこ)に、いるの」などと何度もメッセージを送ったが、返事は途絶えた。 岡崎さんが失踪前にインターネットで注文していた衣類が自宅に届き、ひつぎに入れたが、一部は大事に取ってある。遺品を見るたび、孫娘に「助けてあげられなくてごめん」と心の中で語りかけるという。 県警の検証と謝罪については「少しずつ、一歩進んだなと思っている」と話した。【矢野大輝、宮本麻由】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>