毎日新聞 2025/9/5 21:03(最終更新 9/5 21:03) 748文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【横浜市(ENEOS)-千葉市(JFE東日本)】延長タイブレーク十回表の横浜市の攻撃を抑えて、笑顔を見せる千葉市の5番手・林桂大=東京ドームで2025年9月5日、西夏生撮影第96回都市対抗野球大会2回戦(5日・東京ドーム)○千葉市・JFE東日本2―1横浜市・ENEOS● サヨナラの瞬間、グラウンドに駆け出す仲間たちを千葉市の林桂大(けいた)はベンチで見つめていた。「走って行きたかったんですけど、疲れちゃって」。息詰まる接戦でチームを救った右腕は、穏やかにほほえんだ。 1―1の九回表、1死二、三塁のピンチで5番手でマウンドに送り込まれた。 横浜市の打者は、この試合で既に3安打を放っていた3番・山田陸人。「(山田は)相当状態も良かったので、意識していた。ボールが続くのが一番良くないと思った」。スライダーで内角を攻め、1球で一邪飛に仕留めると次打者は直球で中飛に打ち取った。Advertisement 抑えの役割は「他の投手の頑張りを潰さないこと」。それまで4人が最少失点で踏ん張ってきた。仲間のために集中力を保ち続けた。 延長タイブレークに入った十回表を無失点で切り抜けると、十一回は1死から四球で満塁のピンチを背負ったが、冷静にコーナーに投げ分けた。またも得点を許さず、サヨナラの舞台を整えた。 十一回のマウンドでは2021年の都市対抗準々決勝の記憶がよぎった。中継ぎで登板し、タイブレークの延長十回は無失点に抑えたが、十一回に5失点しチームも敗れた。「絶対にゲームセットの瞬間まで気持ちを切らさない」。苦い経験が力になった。 国際武道大から入社7年目。南関東2次予選では主に抑えを任され、苦しい局面で何度もチームを助けてきた。 同期で十一回裏に決勝打を放った平山快が「林が投げている時に点を取って勝つのがうちのスタイル」と話せば、落合成紀監督も「林で負けたら仕方がない」。南関東2次予選から粘り強さが際立つ今季のチームにとって、林の力投こそが逆転勝利の原動力だ。【下河辺果歩】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>