長野4人殺害事件の初公判 被告は「黙秘」 刑事責任能力争う

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/9/4 22:26(最終更新 9/4 22:27) 784文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷長野地裁=皆川真仁撮影 長野県中野市で住民女性と警察官の計4人が殺害された事件で、殺人と銃刀法違反の罪に問われた同市の農業、青木政憲被告(34)の裁判員裁判初公判が4日、長野地裁(坂田正史裁判長)であり、被告は起訴内容について「黙秘します」と述べた。弁護側は「事件当時、心神耗弱状態にあった」として主に刑事責任能力を争う姿勢を示し、検察側は「犯行前、犯行中、犯行後の行動から責任能力は問題ない」と主張した。 起訴状などによると、青木被告は2023年5月25日、自宅近くを散歩していた竹内靖子さん(当時70歳)と村上幸枝さん(同66歳)の女性2人をナイフで刺殺。パトカーで駆け付けた県警中野署の池内卓夫警部(同61歳)と玉井良樹警視(同46歳)=いずれも2階級特進=に対し、狩猟用ハーフライフル銃を発射するなどした。その後、自宅に約12時間立てこもった末に身柄を確保された。Advertisement 検察側は冒頭陳述で、青木被告が女性2人から「(独り)ぼっち」と悪口を言われているとの妄想を抱き、殺害に使うナイフを購入したと指摘。事件当日、散歩中の2人を目撃した際に激高して殺害を決意したとし、殺害後は通報されると考え、自宅から猟銃を持ち出したと主張した。長野4人殺害事件の主な経過と裁判予定 一方で弁護側は、青木被告が学生時代に同級生から「ぼっち。きもい」と言われていると思い込むようになったと主張。事件当時は統合失調症の「再燃増悪(ぞうあく)状態」にあったと訴えた。 証拠調べで検察側は、青木被告が事件前、猟銃所持の許可を受ける際などに精神科医の診察を計7回受けており、いずれも「精神疾患はなし」とされた診断結果を示した。また、事件前日には無料通信アプリ・LINE(ライン)で「いよいよ来るぞ。とんでもないことになる」といったメッセージを弟に送信していたことを明らかにした。 公判は26日に結審し、10月14日に判決が言い渡される予定。【鈴木英世】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>