毎日新聞 2026/4/7 10:15(最終更新 4/7 10:15) 1133文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷MOFをモチーフにデザインされたハンカチ=京都大高等研究院物質-細胞統合システム拠点(アイセムス)提供 京都大の高等研究院物質―細胞統合システム拠点(アイセムス)は、北川進特別教授が開発者の1人として2025年ノーベル化学賞を受賞した「金属有機構造体(MOF)」の研究の普及と支援拡充のため、MOFをモチーフにデザインしたハンカチとクリアファイルを商品化する。一般販売に向けて製造・販売などを担うパートナー企業・団体を募集しており、6日に説明会を開いた。 MOFは金属イオンと有機分子が結びついて形成され、ナノサイズの微小な無数の穴を持つ「多孔性金属錯体」。気体の出し入れを制御でき、水素やメタン、二酸化炭素などのガスを吸着して貯蔵したり、分離したりすることで、環境・医療・エネルギー分野などへの応用が期待される革新的な材料だ。AdvertisementMOFをモチーフにデザインされたクリアファイル。挟んだ紙を外すと赤く描かれたメタンが穴の中に表れる=京都市左京区の京都大アイセムスで2026年4月6日午後3時29分、太田裕之撮影 アイセムスではMOFの幾何学的な構造美をデザインしたクリアファイル(A4判用)を2018年に、ハンカチ(綿生地、45センチ四方)を19年に、それぞれ京都市西京区の印刷会社に委託して2019年に制作した。ハンカチは1992年、97年、2002年にそれぞれ研究の画期的成果となった三つの分子構造が、格子状や編み目状に広がる模様。クリアファイルは紙を出し入れするとメタンガスが穴の中に入る様子が分かるようになっている。 これまでクリアファイルは来訪者らに記念品として約5000部を配布。ハンカチは海外からの賓客にプレゼントし、北川さんがノーベル賞受賞式に際してスウェーデンのノーベル博物館にも寄贈して注目された。北川さんは「若い世代に科学の面白さとMOFの可能性を知ってほしい」と話しており、ノーベル賞受賞を機に一般販売することにした。グッズの展開で教育や科学の理解促進につなげたいという。 募集中のパートナーはグッズの製造販売実績がある企業などで、製造発注、在庫管理、販売を担う。商品にはアイセムスのロゴと拠点名を記載し、売り上げの一部をアイセムスに還元する。できるだけ現在の仕様を維持してもらう方針で、製造は同じ印刷会社に委託することもできる。ノーベル博物館にガラス管入りのMOFの結晶サンプル(上)と共に寄贈されたMOFデザインのハンカチ=京都大高等研究院物質-細胞統合システム拠点(アイセムス)提供 この日はハンカチとクリアファイルを企画・デザインした遠山真理特定准教授と高宮泉水客員講師が説明し、2社が参加した。アイセムスは6月ごろにパートナーを決定し、京大のオープンキャンパスがある8月までの発売を目指す。京大内の生協店舗やミュージアムショップでも販売を想定している。 北川さんは「MOFは分子の世界の“建築”で、とても小さなナノの世界でありながら建物のようにデザインし、自在に組み上げることができる。その美しい構造は、見た目だけでなく、気体を蓄えたり、しなやかに変化したりする力を持つ。このデザインに触れることで、こんな世界があるのかと感じてもらえたらうれしい」と話している。【太田裕之】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>