裁判Plus 司法のリアルストーリー 安元久美子毎日新聞 2026/4/7 06:00(最終更新 4/7 06:00) 有料記事 2322文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷育児休業中に撮影した子どもの動画を見つめる原告の男性=東京都千代田区で2026年3月12日午後3時16分、安元久美子撮影 育児休業が明けると、社内のポジションが変わっていた。 就業規則では育休明けは元の職場への復帰が原則だったはず。 「これはおかしい」。男性社員は声を上げた。 ただ、会社にも言い分はあった。 育休を理由とした嫌がらせは「パタニティーハラスメント(パタハラ)」と呼ばれる。埋めがたい溝は法廷闘争に発展した。「非常事態」に上司からの電話 いざという時に会社は助けてくれない――。 建築資材の施工・販売を手がける「パナソニックリビング」(東京)に勤務する男性(41)は、こう感じざるを得ない体験をした。 入社したのは2018年。他社からの転職組だ。分譲マンションのリフォームの営業を担当した。 3年後、第1子の長女が生まれた。当時は営業先からの問い合わせのメールが1日約200件に及んだ。 育休という言葉に現実感がなかった。 長女が生後10カ月になったころ、高熱を出した。共働きで育休中の妻も発熱した。 新型コロナウイルスの感染が原因だった。 自身も発熱しながら、男性は妻と子を看病し、家事に取り組んだ。 仕事を滞らせるわけにもいかないと、リビングのテーブルにノートパソコンを開いたままにした。 そんな「一家の非常事態」のさなか、上司から電話があった。 「大変だろうけど、売り上げは頼むよ」 張り詰めていた心の糸がプツッと切れたような気がした。 「これからは家族優先にしよう」。男性は心に決めた。「パタハラ」としか思えない 仕事に一定のめどをつけた後、3カ月間の育休を取得した。 長女が口に物を入れて喉を詰まらせないか、机に頭をぶつけないか。赤ちゃんはこんなにも目が離せないのかと驚いた。 よちよちだった歩き方はしっかりし、スプーンがうまく使えるようになった。「パパ」と初めて呼んでくれた時、本当にうれしかった。 「2人で育児ができて安心感がある」。妻はこう言ってくれた。 育休の終了が3週間後に迫った22年12月、上司に「予定通り復帰する」とメッセージを送った。 だが、返信は予期せぬ内容だった。…この記事は有料記事です。残り1477文字(全文2322文字)【前の記事】離婚しても事実婚でも「子への責任同じ」 単独から共同親権へ関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>