深掘り2026年3月27日 7時00分有料記事大下美倫イメージイラスト・張思甜 パートとして働く46歳の女性が、自転車で転倒して手首を骨折した。近所のクリニックの医師が下した判断は「手術しない」。しかし結局、女性は約半年後に別の病院で手術を余儀なくされた。「本当は手術が必要だったのに、手術ができる病院への紹介を怠った」。女性はそう主張して、2019年にクリニックを訴えた。裁判所の判断を訴訟資料からたどる。 2014年5月末、午前10時半ごろ。愛知県に住む原告の女性は、勤務先の飲食店に自転車で出勤途中、道路の段差に乗り上げて転倒した。 身を守ろうとして思わず道路についた左手に、激痛が走った。痛みと腫れが続き、仕事を休んで駆け込んだのが自宅近くのクリニックだった。 診察した医師は患部をX線検査し、左手首の骨折だと診断。選んだ治療法は、手術をせず、ギプスで固定して経過観察することだった。女性は1週間から数週間ごとに通院してX線検査などをされたが、手術をしない治療方針は変わらなかった。 医師のこの判断の是非が、5年がかりで裁判で争われることになる。消えない痛み、別の病院で驚きの診断 クリニックに通院を始めて3…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人大下美倫ネットワーク報道本部専門・関心分野公共、社会への参加、政治、ジェンダー関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月27日 (金)北海道新幹線10年 続く苦境国家備蓄の石油、放出始まるドジャース球場に「ユニクロ」3月26日 (木)ソニー・ホンダのEV発売中止クマの個体数管理を強化へタウンページ、3月末で終了3月25日 (水)売春防止法見直し議論始まる高校教科書、AIの記述が充実ドローン飛行禁止エリア拡大3月24日 (火)ホルムズ海峡封鎖解除を要求大阪高裁も元妻に無罪判決ペンギン増減に気候変動の影トップニューストップページへ池袋で女性が死亡、刺した男は自殺か 警察にストーカー相談の情報23:04高市首相の「責任ある積極財政」に海外識者が注文 政府主催の会議で5:00トランプ氏、発電所攻撃再延期 「ディール懇願しているのはイラン」5:40大谷翔平、「二刀流」きょう開幕 常識やぶりの投打2冠も夢じゃない6:00リニア新幹線着工、歩み寄った静岡県 背景にJR側の「異例」の方針19:57「手術いらない」はずの骨折、手術遅れて残った障害 町医者の責任は7:00