「また戻りたい」、関係人口拡大へ 能登高生企画の被災地ツアー

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毎日新聞 2026/3/29 12:15(最終更新 3/29 12:15) 1129文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷食事会の後、記念撮影するツアー参加者と能登高生、仮設住宅団地の高齢者ら=石川県能登町で、2026年3月15日午後0時9分、中尾卓英撮影 能登のおばあちゃんたちに、また会いに来たい――。石川県能登町の県立能登高校の学生団体「ノトイク」が企画する被災地ツアーが3月中旬、同町であった。企画・運営するのも、参加するのも10代~20代前半というツアー。交流する被災者らを励ますだけでなく、能登に関わり続ける人材を育む貴重な機会にもなっている。【中尾卓英】 「これまで地震や豪雨はひとごとだった。能登の高校生の『熱量』も感じた。今度の夏には、あばれ祭りの担ぎ手として戻ってきたい」Advertisement ツアーに参加した神奈川県大和市の高校3年、松沢新さん(18)は、大きな刺激を受けた能登町内での2日間を振り返った。 首都圏の中、高、大学生15人が参加したツアーでは、1日目に能登高校の森泰一郎さん(17)や境谷健太郎さん(17)の案内で、宇出津地区を歩きながら、まちの復旧や復興の様子を視察。その後、買い出しや銭湯に行って住民とふれあったり、満天の星の下でキャンプファイアをしながら語り合ったりした。仮設住宅の住民らと作ったタラ鍋などを楽しむツアー参加者ら=いずれも石川県能登町で、2026年3月15日午前11時33分、中尾卓英撮影 2日目は、水揚げされたばかりのタラを買って鵜川地区の仮設住宅団地を訪れ、料理好きの住民らと一緒にタラ鍋を調理。団地の高齢者らとも一緒に食事をしながら交流した。再訪へ、住民との関係性構築 地域課題の解決に向けた高校の学習の一環として企画されたツアーは、町の関係人口を増やすのが目的の一つだ。 しかし、過去2回のツアーでは、参加者からの評価は良かったものの、その後の再訪にはほとんどつながらなかった。 団体は「参加者と住民が、関係性を築くまでには至らなかった」と分析し、今回は住民との食事会を開き、じっくり話せる時間を作るなど工夫した。中学2年の松沢なつはさん(右)は、北谷春子さんの仮設住宅の自室に招かれ、能登の方言や家族写真に会話を弾ませた=石川県能登町鵜川で、2026年3月15日午前10時6分、中尾卓英撮影 実際、参加者の中学2年、松沢なつはさん(15)は、食事会で北谷春子さん(85)と話すうちに能登の方言に興味を持ち、「あじゃかしくて(不器用で)、わやくそ(散らかっている)やけど」と言う北谷さんの仮設住宅の自室を案内してもらった。 近く、新居に引っ越す北谷さんから「漁師だった夫の仏壇を新調したい」という思いを聞くなど交流を深めたなつはさんは「『孫みたい』と言ってもらった。何ができるか分からなかったけれど、話し相手になったり一緒に料理をしたりすることならできる。新居にも誘ってくれたので、また遊びに来たい」と話した。 ツアーを企画・運営する側でも、関係人口拡大への芽は育っている。 ノトイクのメンバーの一人、2年の高山洸暉さん(17)は金沢市出身で、県内留学で能登高校に通う。「同年代の参加者から刺激を受けた」と、春から町特産のシイタケを使った商品開発にも挑戦する。将来、海外で料理店を経営するのが夢という高山さん。彼もまた、ずっと能登に関わり、支え続けてくれる人材になるはずだ。【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>