能登地震で被災の加賀屋解体へ 石川・和倉温泉、営業再開は半数以下

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2026年3月26日 19時10分有料記事細見るい 能登半島地震で被災した、石川県七尾市にある和倉温泉の旅館「加賀屋」が4月から解体される。温泉郷で営業を再開している施設は半数以下で、復旧はまだ道半ば。能登観光の象徴だった老舗は近くで2年後に新旅館を開業する予定で、復興の旗振り役をめざす。 加賀屋の創業は1906(明治39)年。七尾湾を一望する海沿いに立ち、4棟(計233室)の建物からなる。観光業界の専門紙が主催する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、もてなし、料理、施設、企画の4部門を合わせた総合1位を何度も獲得。「おもてなし日本一」で知られていた。まもなく解体工事が始まる加賀屋の「能登渚亭」の吹き抜け部分にはがれきが残されていた=2026年3月26日午前11時54分、石川県七尾市、伊藤進之介撮影 地震で、外壁や柱に亀裂が入ったほか、近くの護岸が崩れて海水が流入するなどし、中規模半壊と判定された。地下の電源や温泉のボイラーの損傷に加え、建築費の高騰もあり、同じ場所での営業再開を断念。公費解体に踏みきったという。 解体工事を前に、3月26日は本館にあたる「能登渚(なぎさ)亭」1階が公開された。最上階まで続く吹き抜けの床には、窓ガラスや壁の破片が散乱。直撃した机は割れ、金属製の脚が曲がっていた。 その後、渡辺崇嗣(たかつぐ)社長は従業員ら約200人と工事の安全を祈る神事に参列。「思い入れのある建物はなくなるが、『笑顔で気働き』という加賀屋のモットーを忘れず、未来に向けて再出発する」とあいさつした。解体工事前の安全祈願を終えてあいさつする加賀屋の渡辺崇嗣社長=2026年3月26日午後1時29分、石川県七尾市、伊藤進之介撮影 解体は5年かかる見通しで…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月26日 (木)ソニー・ホンダのEV発売中止クマの個体数管理を強化へタウンページ、3月末で終了3月25日 (水)売春防止法見直し議論始まる高校教科書、AIの記述が充実ドローン飛行禁止エリア拡大3月24日 (火)ホルムズ海峡封鎖解除を要求大阪高裁も元妻に無罪判決ペンギン増減に気候変動の影3月23日 (月)「メンタル」で膨らむ傷病手当ホルムズ海峡に「安全回廊」か「9条の制約」トランプ氏に説明トップニューストップページへリニア新幹線、静岡県部会がJR案を了承 県内工区は年内着工公算大18:24がん発覚も保釈せず死亡、裁判官の責任問う 大川原冤罪遺族が提訴へ17:31「論語」最古の写本、国宝へ 柳橋水車図は重文 文化審議会が答申17:00核ごみ処分場調査、急浮上の南鳥島 戸惑う小笠原村を歩いてみると19:00大阪桐蔭・山梨学院・花咲徳栄・智弁学園など…センバツ8強出そろう18:48バイデン前大統領の家族愛と列車通勤 飾られた署名を笑った高市首相16:00