1トンのCO2が生む経済損失は将来10倍に 大気中に残り悪影響

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毎日新聞 2026/3/26 20:29(最終更新 3/26 20:29) 801文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷米ウェストバージニア州の石炭火力発電所。石炭は他の化石燃料と比べても二酸化炭素排出量が多く、世界的に脱石炭の動きが加速している=2015年11月20日、清水憲司撮影 二酸化炭素(CO2)を大気中に1トン出すと、将来的にどれだけの経済損失が生じるのか。米スタンフォード大の研究チームが25日付の英科学誌ネイチャーに発表した試算によれば、1990年に排出されたCO21トンは2020年までに184ドルの損害を生んだが、大気中に残存して地球を温め続けるため、2100年までにさらに10倍の1840ドルの損害をもたらすことになるという。 世界のCO2排出量は90年時点で200億トンを超え、23年には347億トンに膨らんだ。チームによると、90~20年の排出は20年時点で各国・地域の国内総生産(GDP)を、米国で10兆2000億ドル▽中国で8兆7000億ドル▽欧州連合(EU)で6兆4200億ドル――押し下げたと推計された。Advertisement CO2の排出削減や地球温暖化への適応策を講じても避けられない、異常気象などによる悪影響を「損失と被害」と呼ぶ。国際交渉では、途上国の損失と被害を先進国などが救済する基金が設置されたが、損失と被害の定義は必ずしも明確でない。 チームはこれを、過去のCO2排出で既に起きた被害▽過去の排出で今後起きる被害▽今後の排出で将来起きる被害――の三つに整理。気温上昇がGDP成長率を下げることに着目し、国や企業、個人が生む被害額を推計する手法を開発した。 個人の場合、10~20年に毎年1回、飛行機で8000キロを移動したとすると、20年までに165ドルの被害を生んだ計算に。その間に排出したCO2は長く大気中に残るため、その後飛行機を一切利用しなくても、21~2100年に計2万5000ドルの被害をもたらすことになるという。 チームは「既に生じた被害を清算しても、将来的に生じ続ける被害が解消されるわけではない」と指摘。GDPに着目した損失額の試算には健康や生態系、文化への影響が反映しにくく「被害を過小評価している可能性がある」とも強調した。【高橋由衣】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>