OpenCore Legacy Patcherが寄付受付を終了。開発者離脱で今後の行方に不透明感

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AppleがmacOSのアップデートを重ねるたびに、古いMacのサポートは段階的に終了しています。サポートが終了したMacは最新のmacOSをインストールすることができず、特にmacOS Tahoeが最後とされた、Intel Macではサポート終了の問題が切実です。これら古いIntel Macで最新のmacOSを動かすための、最重要プロジェクト「OpenCore Legacy Patcher(OCLP)」が、大きな転機を迎えていることがわかりました。寄付受付を停止。開発体制は縮小へOCLPチームは3月22日、寄付の受け付けを終了したと発表しました。In June 2025, Apple announced at WWDC25 that macOS Tahoe would be the last release for Intel Macs. Since then, we have known that Tahoe would be the last frontier for the legacy Macs that we have been supporting since Big Sur.2025年6月、AppleはWWDC25でmacOS TahoeがIntel Macにとって最後のリリースになると発表しました。これにより、Big Sur以来サポートしてきたレガシー Macにとって、Tahoeが最終到達点になることがはっきりしました。Since the project's future after Tahoe is uncertain, as we do not know if any Apple silicon Macs will become unsupported anytime soon, and if they are, whether developing a patcher is feasible, we have decided to stop taking new donations and cancel any recurring donations at this time. We will also refund any donations made in the last 30 days (the most our platform allows us to do).Tahoe以降のプロジェクトの行方については、どのAppleシリコンMacがいつサポート対象外になるのか、そしてもしそうなった場合にパッチャーの開発が可能なのかといった点が不透明です。こうした状況を踏まえ、私たちは新規の寄付受付を停止し、定期寄付もすべてキャンセルすることにしました。また、プラットフォームの仕様上可能な範囲である過去30日以内の寄付については返金を行います。We are still working on Tahoe support, but with multiple developers having left the team, development progress has become much slower and more perilous than before. Please remember that OpenCore Legacy Patcher is a hobby project developed by volunteers in their spare time, and our daily lives come first. We are trying our best, but Tahoe has brought significant changes (especially with recent updates), and with fewer developers and less time, we cannot commit to an OCLP update for Tahoe.現在もTahoe対応の作業は続けていますが、複数の開発者がチームを離れたことで、開発の進行はこれまでより大幅に遅く、より困難なものになっています。OpenCore Legacy Patcherは、開発者が空き時間に取り組むボランティアによる趣味のプロジェクトであり、私たちの日常生活が最優先です。全力で取り組んではいるものの、Tahoeは大きな変更点を含んでおり(特に最近のアップデートで顕著です)、開発者の減少と時間的制約も重なって、Tahoe向けのOCLPアップデートを確約することはできません。背景には、開発メンバーの離脱が続いていることがあります。リード開発者Mykola Grymalyuk氏はAppleに入社してOCLPから離脱し、他の主要メンバーもプロジェクトを離れ、開発速度は低下しています。また、macOS Tahoe は技術的ハードルが高く、T2 Mac やドライバ周りで課題が山積みとなっています。Intel Mac の公式サポートが macOS Tahoe を最後に終了することもあり、プロジェクト自体の継続が不透明になっています。macOS 27 以降はどうなる?OCLPチームは、AppleシリコンMacがいつサポート終了を迎えるのか、そしてその際にパッチャー開発が可能なのか、現時点では見通しが立っていないとコメントしています。開発体制は縮小しているものの、macOS TahoeはIntel Macにとって最後の延命チャンスで、Tahoeを古いIntel Macで動かす試みは継続中だとされています。ただし、リリース時期はまったくの未定で、長期戦になる可能性が高いと予想されます。今できる最善策:Sequoia で最新環境を維持Tahoe対応を待つ間、Intel Macユーザーが取れる選択肢は明確です。昨年リリースされたmacOS SequoiaはOCLPでインストール可能で、最新のセキュリティアップデート(macOS 15.7.5など)も適用可能です。ただし、macOS Sequoiaは2012年以降のMetal対応GPUを搭載したMac向けで、2008〜2009年モデルはMontereyの方が快適だとのこと。まとめ: Intel Mac 時代の終わりでも、希望は残っている寄付停止や開発者の離脱など、OCLP厳しい局面に立っています。しかし、プロジェクトはまだ完全に止まったわけではなく、Tahoe対応の可能性は残されています。Intel Macの最終章を見届けるうえで、OCLPの動向は今後も注目すべきポイントになりそうです。[via AppleInsider]