「最短1分」で津波到達 南海トラフ巨大地震、和歌山県が想定見直し

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2026年3月25日 20時00分白木琢歩2025年7月のカムチャツカ半島沖地震で出た津波警報を知らせる電光掲示板=2025年7月30日、和歌山県新宮市、菊地洋行撮影 和歌山県は南海トラフ巨大地震と東海・東南海・南海3連動地震に伴う津波想定を13年ぶりに見直し、25日公表した。串本町の紀伊大島では、高さ1メートルの津波が地震発生から最短1分で到達する可能性が示された。 会見した宮崎泉知事は「これまでと大幅に想定が変わったわけではない。一喜一憂せず、避難経路の確認などを進めてほしい」と呼びかけた。 県は2013年に津波浸水想定、14年に地震被害想定を公表し、防災対策を進めてきた。25年3月、内閣府が南海トラフ巨大地震の被害想定を見直したことを踏まえ、専門家による「県地震・津波被害想定検討委員会」を設置し、最新のデータや科学的知見などを反映させた新たな想定をまとめた。 新想定では、南海トラフ巨大地震(マグニチュード9.1)が起きた場合、最大津波高がすさみ町(20メートル)と串本町(18メートル)でそれぞれ前回より1メートル高くなり、新宮市(13メートル)で1メートル低くなった。 地震発生後、高さ1メートルの津波が到達するまでの時間は、串本町の紀伊大島にある樫野地区で前回より2分早い1分になった。県防災企画課によると、南海トラフ巨大地震の津波到達時間としては、全国で最も早いという。 同じ串本町でも、市街地までの到達時間は5分で、県防災企画課の担当者は「必要以上に恐れず、これまで通り揺れを感じたら早期避難の徹底をお願いしたい」と話す。 津波による浸水面積の想定は、より詳細な地形データを用いて検討した結果、県全体で300ヘクタール減少した。最大震度に大きな変化はなく、一部で震度7、沿岸部の広い範囲で震度6強以上の強い揺れが想定されるという。 今後、各自治体ではこの想定に基づき、ハザードマップを見直すことになる。県は26年度の早い段階で人的・物的な被害想定も公表する方針。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人白木琢歩和歌山総局専門・関心分野防災 エネルギーと社会 動画コンテンツ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月25日 (水)売春防止法見直し議論始まる高校教科書、AIの記述が充実ドローン飛行禁止エリア拡大3月24日 (火)ホルムズ海峡封鎖解除を要求大阪高裁も元妻に無罪判決ペンギン増減に気候変動の影3月23日 (月)「メンタル」で膨らむ傷病手当ホルムズ海峡に「安全回廊」か「9条の制約」トランプ氏に説明3月22日 (日)米、イラン産原油購入を容認京都、民泊営業「0日規制」案BTS復帰公演「久しぶりだね」トップニューストップページへソニー・ホンダのEV発売中止 開発困難にした戦略見直しと世界市場18:24胃腸炎で「不要入院」、医療保険の一時金狙いか 中国渡航の請求急増17:00独自高市首相、自衛隊派遣は「状況を見て」 でも攻撃の法的評価は語らず19:10工藤会トップ野村悟被告が引退か 拘置所には連日組員、続いた影響力18:22岡田美術館が一時休館、作品の返却要請で 昨秋に歌麿作品が売却18:30「普通の人は住めない街になる」住宅高騰に悩む自治体、新税の検討も16:00