深掘り2026年3月31日 5時00分有料記事浅倉拓也難民人材を紹介するサービス「ウェルジータレンツ」のウェブサイト=ウェルジー提供難民とつくる未来(4) 頼るあてもなく、24時間営業のファストフード店で夜を明かしたり、山手線に終電まで乗って寒さをしのいだり。NPO「WELgee(ウェルジー)」創設者の渡部カンコロンゴ清花さんは、東京に来て、そんな難民たちに出会った。 「どの国でも良かったが、たまたまビザが出たのが日本だった」という難民も多いという。それほど切迫していたのかもしれないが、入国した後は支援が乏しく、路頭に迷いがちだ。 「日本では爆弾で殺されることはないが、生きている感じがしない」。渡部さんは、ある難民の言葉が、胸に刺さった。 逆境を生き延びたたくましさに加え、会社経営者、医師、ジャーナリストなど、母国でキャリアを積んできた難民たち。 だが、日本では「難民」にさえ、なれていなかった。難民申請中という不安定な立場で、いずれ強制送還されるかもしれない不安の中で過ごす。「過疎×難民」で挫折 ウェルジーが創設された2016年は、難民申請の結果が出た9632人のうち、認定されたのは28人。0・3%にも満たなかった。 能力を生かした就職ができれば、在留資格が安定し、日本社会にも貢献できる。 そんな「ブレークスルー」を思い描いていた渡部さんは、頼れる仲間を得た。市民と難民が出会う場として開いた「ウェルジーサロン」に来た山本菜奈さんだ。カナダ留学を終えたばかりの学生で、地方の過疎化の問題に、自治体のインターンをしながら取り組んでいた。 若い人材を渇望する過疎地と…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人浅倉拓也大阪社会部専門・関心分野移民、難民、外国人労働者関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月31日 (火)8.6兆円の暫定予算が成立4月から共同親権がスタート田久保・前伊東市長 在宅起訴3月30日 (月)親イラン武装勢力が参戦中国大使館侵入疑い 家宅捜索抹茶ブームの陰 中国産が台頭3月29日 (日)イラン攻撃1カ月、家計圧迫か広がる子どもの視力低下お台場に26億円の巨大噴水3月28日 (土)女性刺殺 容疑者は元交際相手政府、暫定予算案を閣議決定ドジャース 開幕戦で逆転勝利トップニューストップページへ「敵基地攻撃」可能なミサイル、陸自が正式配備 防衛政策の転換点に5:00田久保・前伊東市長を在宅起訴 自ら押印して大学の卒業証書を偽造か21:26レバノン南部の爆発で国連の平和維持部隊員2人死亡 前日も1人犠牲4:12ルノワールやセザンヌの絵画盗難 イタリアの美術館、数億円の被害4:46「参院の怖さ」に直面、高市1強に生じたほころび 政権運営に影響は21:05「これからが青春」 市長を辞めた50歳、おやじの続きではない人生11:30