2026年3月27日 14時00分増山祐史国土交通省、海上保安庁、観光庁が入る庁舎 三重県菰野町の新名神高速道路で3年前、大型の夜行バスと大型車両2台が衝突し、バスの乗客ら計20人が重軽傷を負った事故で、国の事業用自動車事故調査委員会は27日、報告書を公表した。運転手が休憩をまとめて取るため、運行表通りに交代せず、居眠り運転をして追突したと推定した。 事故は、2023年4月17日午前0時12分ごろに発生。新名神高速道路上り線で和歌山から東京へ向かう夜行バスが前方の大型トレーラーに追突し、さらに、左端の車線に停車中のバスに別の大型トラックが後ろから衝突した。 報告書によると、夜行バスには2人の運転手が乗務。運行表では2時間ごとに決まった場所で計3回、運転を交代し、事故の約1時間前も交代時間だった。しかし、運転手の男性(34)は運転を続け、眠気を感じていたところ、前方を低速で走っていた大型トレーラーに追突した。 運転手の男性は運転を続けた理由について、「細かく区切って交代するよりも、途中1回の交代の方がぐっすり寝られる」と調査委員会の聞き取りに対して説明。交代予定の運転手も先輩から同様の方法を教えられ、19年から続けていたと説明した。乗務記録は運行表通りに休憩を取ったかのように偽造されていた。 報告書は、こうした実態が「常態化していた」と指摘。男性は4日連続で夜間に運転し、「約4時間36分という長時間の運転が疲労の原因となり、居眠り運転による事故を生じさせたと考えられる」とした。 12年に関越自動車道で高速ツアーバスの乗客7人が死亡した事故を受け、国土交通省は通達を改正し、高速道路での連続運転は「おおむね2時間まで」と規定している。 また、バスはトレーラーに追突後、直ちに安全な場所にバスを移動しなかったと指摘。停止表示機材を置かず、発煙筒を付けなかったことで大型トラックの衝突事故が起きたと推定した。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人増山祐史東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月27日 (金)北海道新幹線10年 続く苦境国家備蓄の石油、放出始まるドジャース球場に「ユニクロ」3月26日 (木)ソニー・ホンダのEV発売中止クマの個体数管理を強化へタウンページ、3月末で終了3月25日 (水)売春防止法見直し議論始まる高校教科書、AIの記述が充実ドローン飛行禁止エリア拡大3月24日 (火)ホルムズ海峡封鎖解除を要求大阪高裁も元妻に無罪判決ペンギン増減に気候変動の影トップニューストップページへ兵庫県の斎藤知事ら嫌疑不十分で不起訴 元県民局長の情報漏洩容疑13:53車ナンバーで給油制限、洗濯は週末だけ ホルムズ封鎖で世界に影響12:00東北や中部でクマ各3千頭超捕獲へ 新年度の捕獲目標、政府が工程表13:30ドジャース山本由伸、2年連続の開幕戦勝利 「チャレンジ」に動じず12:26自治会長の報酬年100万円超は高額?低賃金? 持続可能性はあるか10:00「一人で死ねと?」46歳で結婚 悩んだ婚活 後ろめたい思い抱えて11:00