児童の成長見守り51年 小学校売店、歴史に幕 北九州

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毎日新聞 2026/3/25 07:15(最終更新 3/25 07:15) 973文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷優しい笑顔で子どもたちを出迎えてきた中村さん=北九州市小倉南区で2026年3月5日午前9時2分、橋本勝利撮影写真一覧 北九州市小倉南区の市立沼小学校で、半世紀にわたり児童を見守ってきた売店が24日、幕を下ろした。一人で切り盛りしてきた店主の中村葉子さん(85)は自身の年齢を考え「元気なうちに」とひと区切り。最後の営業を終えた中村さんは、「あすからは趣味の卓球に打ち込みます」と晴れやかな笑顔で校舎を後にした。「子どもたちの成長を」 元は夫婦で雑貨業を営んできたが、近くの学校で売店を営む知人に勧められ、1975(昭和50)年の沼小開校に合わせて売店の店主に就任。その後、事故に見舞われた夫の看病などで一時休んだ時期もあったが、51年にわたり営業。1月の誕生日を目前に控えた25年末、閉店を決意した。Advertisement「お別れの会」でアーチをくぐる中村さん=北九州市小倉南区で2026年3月4日午前9時32分、橋本勝利撮影写真一覧 毎朝7時半に開店してきた。階段脇の廊下に長机を出して、倉庫に保管する鉛筆や消しゴムなどの文具や体操服など全70種を並べて、忘れ物で駆け込む児童たちを優しく出迎えてきた。営業はわずか1時間。「子どもたちの成長を見続けるだけで楽しかった」 今では珍しくなった小学校の売店だが、70年代は多くの学校に存在し、文具を中心に取り扱う身近な存在だった。昨今は少子化に加え、100円ショップの普及や金銭トラブルへの懸念もあり閉店が相次ぎ、市教育委員会によると市立小127校のうち、売店を構えるのは沼小を含めて3校(2025年12月1日現在)のみとなっていた。涙拭ったお別れ会校舎をバックに晴れやかな表情を見せる中村さん=北九州市小倉南区で2026年3月5日午前9時4分、橋本勝利撮影写真一覧 最終営業を前にした4日には、同校体育館で「お別れの会」が催された。全校児童約480人が見守る中、各学年の代表が「51年間ありがとうございました」などとメッセージカードを手渡し、感謝を伝えた。校歌斉唱では、感極まり、ほほを伝う涙を何度も拭った中村さん。児童による花飾りのアーチをくぐって送り出されると、横山知子校長が「感謝しています」と、身長136センチと小柄な中村さんの背をそっとさすった。 最終営業日の24日。児童のほか、卒業生や保護者も駆けつけ中村さんをねぎらった。最後は教職員が見守る中、校舎に別れを告げた。 店は閉じたが、中村さんには楽しみと目標がある。夫が鬼籍に入ったのを機に20年前から始めた卓球だ。毎日2時間の練習に励み、「足腰とも元気そのもの」。営業時間の関係でこれまで参加を見送ってきた地域の大会にも出場することがかなう。「良い成績を狙いたい」と笑顔を見せた。【橋本勝利】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>