2026年3月27日 17時30分武田肇定例会見に臨む広島市の松井一実市長=2026年3月27日午前10時58分、同市役所、小林晴香撮影 広島市の松井一実市長は27日の定例会見で、新規採用職員の研修の際、「心の持ち方」などとして戦前・戦中の「教育勅語」を引用することをやめる考えを明らかにした。就任翌年の2012年から、市長講話の資料として一部を引用していた。松井市長は「15年続けて、私の働きぶりの考え方は十分行き渡った」と述べ、新年度からは市長講話そのものを取りやめるとした。 教育勅語は日本国憲法と相いれないとして国会で排除・失効が決議されており、市民団体が松井市長に対して「憲法の理念に相いれない教育勅語を引用することは違憲」と撤回を求めていた。 松井市長はこれまで、「教育勅語を再評価すべきとは考えていないが、評価してもよい部分があったという事実を知っておくことは大切」などと説明していた。27日の会見でも「資料を使うかどうかは全然問題ない」としつつも、「この資料を使うことで政争の具にされるのはやめてほしいという気持ち」と取りやめの理由を語った。 市によると、4月にある新年度の研修での配布資料に、教育勅語の引用はなくなるという。 昨年4月の職員研修で配布した資料には、「生きていく上での心の持ち方」と題した項目で「我々の先輩が作り上げたもので良いものはしっかりと受け止め、また、後輩に繫(つな)ぐ事が重要」と記述し、教育勅語の一節「爾(なんじ)臣民 兄弟(けいてい)に 友(ゆう)に 博愛 衆に及ぼし 学を修め 業を習い 知能を啓発し 進んで公益を広め 世務(せいむ)を開き」を英訳付きで掲載していた。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人武田肇広島総局員専門・関心分野原爆・平和、朝鮮半島、鉄道関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月27日 (金)北海道新幹線10年 続く苦境国家備蓄の石油、放出始まるドジャース球場に「ユニクロ」3月26日 (木)ソニー・ホンダのEV発売中止クマの個体数管理を強化へタウンページ、3月末で終了3月25日 (水)売春防止法見直し議論始まる高校教科書、AIの記述が充実ドローン飛行禁止エリア拡大3月24日 (火)ホルムズ海峡封鎖解除を要求大阪高裁も元妻に無罪判決ペンギン増減に気候変動の影トップニューストップページへお台場に26億円の巨大噴水 小池都知事「肝いり」事業に疑問の声も15:30ヒグマ駆除後、銃の許可取り消しは「違法」 男性が最高裁で逆転勝訴15:03車ナンバーで給油制限、洗濯は週末だけ ホルムズ封鎖で世界に影響12:00ドジャース山本由伸が野茂英雄さん以来の快挙 頼もしかったライバル16:00外国人労働者「特定技能1号」、外食業での受け入れ停止へ 上限迫り12:00「一人で死ねと?」46歳で結婚 悩んだ婚活 後ろめたい思い抱えて11:00