2026年3月25日 16時40分斎藤徹山形県 山形地方裁判所は25日、事件の事務手続きを怠ったうえ、うその書類を作成するなどした50代男性書記官を、停職6カ月の懲戒処分にし、発表した。 地裁によると、男性書記官は山形家庭裁判所に勤務していた2024年、担当した審判事件の調査を外部に依頼する調査嘱託書を作る必要があったにもかかわらず、約7カ月間にわたり怠っていた。そのことが担当裁判官に発覚するのを恐れ、書類を作成したとうその報告をしたうえ、自分で書類を偽造し、事件記録に納めた。 さらに、実際はしていなかったにもかかわらず、調査嘱託先と電話や郵便でやり取りをしているかのように装い、うその電話記録や郵便記録を作った。25年度に後任職員が書類偽造などに気づき、上司の事情聴取を受けたが、その時もうその説明を繰り返した。 さらに、ほかの家裁事件でも、必要な事務手続きを3カ月にわたり放置したり、事件記録を紛失したりした。別の事件の訴訟代理人から事件記録の閲覧申請があったのに、1カ月間対応しなかったこともわかったという。 書記官は地裁の聞き取りに「失念や思い込みがあった」とだけ説明。うそを重ねた理由について地裁は「それ以上のことはプライバシーにかかわるので公表できない」としている。これまでの勤務態度については「特段問題なかった」という。地裁は、この書記官が依願退職したかどうかについても公表していない。 書記官は、調書の作成など裁判に関する事務にあたり、裁判官を補佐する専門職。田中秀幸・山形地裁所長は「このような不祥事は極めて遺憾。職員に対する指導を徹底していきたい」とのコメントを出した。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人斎藤徹山形総局|総局キャップ・県政担当専門・関心分野人口が減っても持続可能な地域づくり関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月25日 (水)売春防止法見直し議論始まる高校教科書、AIの記述が充実ドローン飛行禁止エリア拡大3月24日 (火)ホルムズ海峡封鎖解除を要求大阪高裁も元妻に無罪判決ペンギン増減に気候変動の影3月23日 (月)「メンタル」で膨らむ傷病手当ホルムズ海峡に「安全回廊」か「9条の制約」トランプ氏に説明3月22日 (日)米、イラン産原油購入を容認京都、民泊営業「0日規制」案BTS復帰公演「久しぶりだね」トップニューストップページへ15歳の殺人、二審は「母親の責任」認め賠償命じる 遺族が逆転勝訴15:01同性婚排除の規定は憲法違反か 最高裁大法廷が26年度にも判断へ16:19首相「飛行機で徹夜で考えた」 首脳会談の「ドナルドだけ発言」説明10:24「普通の人は住めない街になる」住宅高騰に悩む自治体、新税の検討も16:00難治性高血圧に新治療 神経を焼く「腎デナベーション」が保険適用に11:00さよなら、タウンページ 一枚紙から始まり136年「街の百科事典」13:00