毎日新聞 2025/11/8 07:00(最終更新 11/8 07:00) 有料記事 1825文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大会で着たジャージーを手にする青森県立八戸工高ラグビー部の八木橋証世さん(中央)。左は奈良慶一監督、右は荒谷翼さん=同校グラウンドで2025年9月24日午後4時48分、早川健人撮影 たった10秒の出来事だったかもしれない。しかし、自身の3年間の思いや仲間、家族に支えられた大切な時間だった。 8月29日に青森県十和田市内で行われた第105回全国高校ラグビー大会県予選1回戦。県立八戸工高ラグビー部3年の八木橋証世(しょうせい)さん(18)のキックオフで試合は始まった。 八木橋さんは2度の大けがとリハビリで高校生活の大半を過ごし、この1年半は試合に出られていなかった。そんな八木橋さんに、監督が公式戦で一瞬の出番を用意した。 主将の荒谷翼さん(18)ともう1人が八木橋さんが蹴ったボールの落下点に向かって走り、猛プレッシャーをかけた。 対戦相手とのボール争奪の中で味方の反則があり、プレーを止めるレフェリーの笛が短く鳴った。メンバー交代が告げられ、八木橋さんのラグビー生活が幕を閉じた。相次ぐけが……試合に出られなくとも 小中学校時代は野球とサッカーをやっていた八木橋さん。中学2年時に地元・八戸ラグビースクールの体験教室に参加し、高校でラグビーをやろうと決めた。 八戸工高ラグビー部には、中学までのラグビー経験者はいない。県内の古豪・三本木農(現・三本木農恵拓)から来た奈良慶一監督(49)が、熱心に選手を勧誘し、育てている。 そんな環境の中で、八木橋さんも少しでも上を目指して練習していた。しかし、…この記事は有料記事です。残り1264文字(全文1825文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>