岡崎大輔速報毎日新聞 2025/11/8 06:00(最終更新 11/8 06:00) 有料記事 2362文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷自民党新役員の就任記者会見を行う(左から、いずれも当時の)安倍晋三総裁と高市早苗政調会長、石破茂幹事長、野田聖子総務会長=東京都千代田区の同党本部で2012年12月25日午後4時29分、山本晋撮影 自民党が11月15日で結党70年を迎えるのを前に、政治学者の御厨貴氏と元自民総裁の谷垣禎一氏が対談した。戦後政治で長期にわたり政権を担ってきたが、統治手法に限界が見え、かつてない党勢低迷に陥っている。自民はどこに向かうのか。前編で、御厨氏はイデオロギーを巡る高市早苗氏と安倍晋三氏との違いを指摘する。【構成・岡崎大輔】 全2回の前編です。 後編:「焦れば絶対に失敗」連立政治で欠かせないこと 自民70年対談党のイデオロギー化への賛同ではない――新総裁に高市氏を選出し、憲政史上初の女性首相が誕生しました。 御厨 高市氏に抱いていた印象は「イデオロギー」の人です。初めて党をイデオロギー化するかもしれないと感じていました。自民は、いわゆる「岩盤保守層」からリベラル層まで抱える「キャッチ・オール・パーティー(包括政党)」です。それを乗り越えて総裁選に勝てるのか、疑問を持っていました。 結果は、党員票で圧倒しての勝利でした。これは党のイデオロギー化に賛成して票を集めたのではないと思います。議員が本当の意味での利害を代表していないのではないか。カネの問題は起こすのに地方が豊かになっていないではないか。そういう不満が、元来の高市氏のファンと結びついた結果と見ています。 谷垣 彼女が初当選した頃は相当はっちゃけていたイメージでしたが、大分変わりました。10月の総裁選は、議員票が小泉進次郎氏や林芳正氏に及びませんでした。でも、最終的に石破茂氏が勝った前回総裁選も1位で決選投票に進んでいます。党内に「高市支持」が広がっているのだなという感じを持ちます。 同時に、1期生や2期生の若手議員からは、保守色が強い参政党のような党に自分たちの支持者を奪われている「恐怖感」を聞くことが随分ありました。その意味で、麻生太郎氏が決選投票で「党員票が一番多い人に」と号令したとされるのは、一つの判断だった…この記事は有料記事です。残り1567文字(全文2362文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>