4月のWindows 11 25H2/24H2向けセキュリティ更新プログラム「KB5083769」を適用した環境で、AcronisやMacrium Reflectなど複数のバックアップソフトが正常に動作しなくなる問題が報告されていることがわかりました。KB5083769をインストールすると、VSS(Volume Shadow Copy Service)を利用するバックアップソフトがスナップショット作成時にタイムアウトし、バックアップが失敗するケースが多発している模様。Acronisも公式に不具合を認めており「Microsoft VSSがスナップショット作成中にタイムアウトするためバックアップが失敗する」と説明しています。The backup has failed because Microsoft VSS has timed out during the snapshot creation.Microsoft VSSがスナップショット作成中にタイムアウトするためバックアップが失敗する一部ではクラウドコンソールとの接続が切れ、端末がオフライン扱いになるケースもあるとのことです。影響を受ける主なソフトこの問題の影響を受ける主な製品は以下の通りです。Acronis Cyber Protect CloudMacrium ReflectNinjaOne BackupUrBackup ServerいずれもVSSを利用しているバックアップツールです。VSSはWindows Server 2003から存在する仕組みで、バックアップソフトやSQL Server、ExchangeなどのアプリとOSの整合性を保つ重要なコンポーネントです。VSSが不安定になり、バックアップ系アプリが一斉に影響を受けていると予想されますまとめ今回の不具合は上記のバックアップソフトを利用をしている環境にとって大きな問題となっています。特に業務でバックアップソフトを利用している場合は、更新の適用を慎重に判断するか、問題が解消されるまで更新を一時停止することが推奨されます。[via BleepingComputer]