外国人による土地取得 地価が高騰する駅前通りに見た住民の「葛藤」

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現場から2026年5月3日 6時00分富永鈴香外国人客らで混み合う倶知安町「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」のスキー場のリフト乗り場 外国人による土地の取得が足元で進む地域では、どのように受け止められているのか。 国際的なスキーリゾート地域「ニセコ」を構成する北海道倶知安(くっちゃん)町。冬になると良質な雪を目当てに、世界中から観光客が訪れる。 町では、リゾート地の「山」だけでなく、ふもとに位置する「まち」でも変化が生じている。 顕著なのは、市街地で地価が上がり続けていることだ。たとえば、JR倶知安駅から350メートルの商業地の基準地価は、2014年に1平方メートルあたり2万4千円だったが、25年には16万7千円にまで高騰した。 なぜ値上がりしているのか。地元の不動産関係者が地価を押し上げる一因として推察するのは、外国人による投機目的の土地の購入だ。 近年、駅前の商店街では長く続けた店をたたみ、町を離れる人が後を絶たない。経営不振や後継者不足に悩む中、外国から買い手が現れて土地が高値で売れる状況が、廃業や移転を決断する背中を押している側面もある。 まちづくりの観点から、土地所有者の変化に不安を抱く住民もいる。ある女性(64)は「外国の人がずっと住み続けてくれるのであればいいけれど。所有者がここにいない〝幽霊の土地〟がいっぱいできてしまったら、このまちはどうなるのか」と心配する。 公益財団法人東京財団の政策研究部マネジャー吉原祥子さんは、外国人による土地取得への不安は「取引の実態が十分に見えないことから生じている面が大きい」と指摘する。「まずは取引の実態把握を進め、時代の変化に即した土地利用のルールや地域での合意形成の仕組みを整えることが重要だ」と話した。この記事を書いた人富永鈴香政治部|首相官邸担当専門・関心分野国内政治、政治参加こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月3日 (日)岩手・大槌の山林火災「鎮圧」高市首相 新外交方針を表明ボクシング「世紀の一戦」5月2日 (土)錦織圭、今季限りで引退表明メットライフ生命、無断取得旭山動物園、2日遅れで開園5月1日 (金)性的暴行訴えた検事が辞職へ水俣病の公式確認から70年2027年問題で値上がり?4月30日 (木)「出光丸」初のホルムズ通過4月のクマ目撃、秋田で急増チャイルドシートどうする?トップニューストップページへイラン、米軍攻撃に「機雷イルカ」浮上か 海上封鎖長期化の中 米紙3:29世紀の一戦を制した井上尚弥 父が語る「非情さ」「チームの成熟」23:20最高裁長官、保釈に「不断の検討が必要」 生成AIは「猛獣」と表現5:00潮干狩りの客、1人死亡2人行方不明 茨城の海で流される19:28朝日新聞阪神支局襲撃事件、きょう39年 2記者殺傷、未解決のまま5:00不登校の息子に過干渉だった母 「管理していた」正論で傷つけた後悔15:00