元幼稚園長を襲った海の「毒」 40年後に判明も、救済なき不条理

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社会最新記事毎日新聞 2026/4/30 07:00(最終更新 4/30 07:00) 有料記事 1849文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷長年、手足のしびれに苦しんできた元幼稚園長の安田幸美さん。原因が判明したのは約40年後だった=大阪市北区で2026年4月15日、川平愛撮影 子どもたちを抱っこする――。保育士として、当たり前のことに気を張り詰めた。 東大阪市に住む元幼稚園長の安田幸美さん(76)は長年、原因不明の手足のしびれに苦しんできた。 不安を抱えながら仕事を続けてきたが、約10年前、その原因が幼少期に海にまかれた「毒」だと判明した。 加害者は企業。そして、国と自治体の責任も問われた。 真相を求める安田さんの闘いは、今も続いている。対岸のうわさ 熊本県の楠浦村(現天草市)に生まれた。9歳の頃、母親の実家がある海沿いの龍ケ岳町(現上天草市)に移り住んだ。 ベラ、カサゴ、キス、アジ――。1日3食、漁師だった父が釣った魚が食卓に並んだ。弁当にも焼き魚や煮魚が入っていた。一番の好物は、水俣沖でよく釣れる「タチウオのお造り」だった。 安田さんが住んでいた天草地域は、不知火(しらぬい)海をはさみ水俣市の対岸に位置する。当時、海の向こう側で原因不明の病が広がっているといううわさは聞こえてきたが、詳しい情報は届かなかった。 「まだ裕福な家にしかテレビはなくて。人づてに『猫が狂っちゃうんだって、怖いね』と聞く程度だった」 高校卒業後、就職のため大阪に出た。働きながら夜間に学び、保育士などの資格が取得できる短期大学に通った。襲われた手足のしびれ 体に異変を感じ始めたのは、…この記事は有料記事です。残り1297文字(全文1849文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>