水俣病の公式確認70年、患者願う「真の解決」の時 現地で慰霊式

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朝日新聞記事2026年5月2日 5時30分有料記事古畑航希 奥村智司水俣病犠牲者慰霊式=2026年5月1日午後2時、熊本県水俣市、日吉健吾撮影 「公害の原点」とされる水俣病が公式に確認されてから70年を迎えた1日、熊本県水俣市で犠牲者慰霊式が営まれ、現地は追悼の祈りに包まれた。今も救済を求める声はやまず、問題の解決に取り組むことや、水俣病のような公害を二度と起こさないための教訓の継承を、参列者たちが誓った。 慰霊式は汚染された湾を埋め立てた「エコパーク水俣」で開催され、患者や石原宏高環境相、木村敬熊本県知事、原因企業チッソの社長ら約780人が参列した。 緒方正実さん(68)は患者を代表した「祈りの言葉」で「私が思う水俣病の真の解決とは、全ての人たちが起きた出来事と向かい合い心から反省をし、教訓につなげることができた時だと思います」と述べた。 石原環境相は「水俣病の経験と教訓を世界に発信し、水銀による環境汚染や健康被害のない世界の実現に向けて積極的に取り組む」と訴え、被害地域の再生、医療・福祉の充実に取り組む考えを示した。水俣病犠牲者慰霊式で献花する石原宏高環境相=2026年5月1日午後1時52分、熊本県水俣市、日吉健吾撮影 一方で、患者団体から要望が上がっている患者認定の在り方をめぐる問題や新たな救済策、健康調査についての言及はなかった。2024年に起きた、患者の発言中に省職員がマイクを切った問題の反省から、昨年に続いて1泊2日の日程で患者らと懇談した。■救済を求める裁判続く…この記事を書いた人古畑航希くらし科学医療部|環境省、災害専門・関心分野野生動物、自然環境、災害、性暴力関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月2日 (土)錦織圭、今季限りで引退表明メットライフ生命、無断取得旭山動物園、2日遅れで開園5月1日 (金)性的暴行訴えた検事が辞職へ水俣病の公式確認から70年2027年問題で値上がり?4月30日 (木)「出光丸」初のホルムズ通過4月のクマ目撃、秋田で急増チャイルドシートどうする?4月29日 (水)日銀が利上げ見送りりくりゅうが引退会見「まんじゅうや」は無効票トップニューストップページへ「移民排斥」とつながったSNS 中傷されて気づいた違和感の正体は5:00イランが戦闘終結向け、新提案示す トランプ氏は「満足していない」3:04トランプ氏、EU自動車関税引き上げ表明 「合意守っていない」5:26水俣病患者「他の公害に比べても恵まれている」 環境省職員が発言か21:37事故とその後の対応を遺族に謝罪 辺野古沖転覆、運行団体がHPで0:15検察のメンツを優先、外部の目を拒絶…江川紹子さんがみた検事性被害20:00