朝日新聞記事2026年5月3日 5時00分米田優人憲法記念日を前に記者会見する最高裁の今崎幸彦長官=東京都千代田区、米田優人撮影 3日の憲法記念日を前に、最高裁の今崎幸彦長官が記者会見を開いた。機械メーカー「大川原化工機」の冤罪(えんざい)事件で、裁判所が批判された保釈のあり方について「適切な運用を確保するには、裁判官の間で議論が重ねられることが重要だ」と述べた。 最高裁は今年1月、全国の裁判官らが保釈の課題などを議論する研究会を開くなど、改善に向けた動きを進めている。裁判官が保釈の可否を決める際のポイントになる「証拠隠滅のおそれ」などについて、今崎長官は「未来予測の要素を多く含み難しい。判断のあり方を不断に検討する必要がある」と語った。 最高裁も証拠の整理などで活用を検討する生成AIについては「猛獣」と表現。今崎長官は、もっともらしく見えるが誤った回答をするハルシネーション(幻覚)や、プライバシー侵害のリスクなどに触れ「うまく使いこなす力量が求められる。スキルを磨く必要があるだろう」と述べた。 今月21日には民事裁判の全面IT化が始まる。今崎長官は「国民の皆様に、司法をより身近で利用しやすいものにする点で大きな意義を持つ。審理や事務のあり方を変革する契機としたい」と語った。この記事を書いた人米田優人東京社会部|最高裁専門・関心分野司法、刑事政策、消費者問題関連トピック・ジャンル関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ5月3日 (日)岩手・大槌の山林火災「鎮圧」高市首相 新外交方針を表明ボクシング「世紀の一戦」5月2日 (土)錦織圭、今季限りで引退表明メットライフ生命、無断取得旭山動物園、2日遅れで開園5月1日 (金)性的暴行訴えた検事が辞職へ水俣病の公式確認から70年2027年問題で値上がり?4月30日 (木)「出光丸」初のホルムズ通過4月のクマ目撃、秋田で急増チャイルドシートどうする?トップニューストップページへ世紀の一戦を制した井上尚弥 父が語る「非情さ」「チームの成熟」23:20イラン、米軍攻撃に「機雷イルカ」浮上か 海上封鎖長期化の中 米紙3:29最高裁長官、保釈に「不断の検討が必要」 生成AIは「猛獣」と表現5:00朝日新聞阪神支局襲撃事件、きょう39年 2記者殺傷、未解決のまま5:00潮干狩りの客、1人死亡2人行方不明 茨城の海で流される19:28さいたま市に「億ション」タワマン続々 「買えるまち」維持できるか7:00