毎日新聞 2025/8/30 08:00(最終更新 8/30 08:00) 1030文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷練習試合でトヨタ自動車の選手たちのプレーを見守る吉見一起さん=愛知県岡崎市で2025年7月31日午後0時2分、塚本紘平撮影 第96回都市対抗野球大会に出場しているトヨタ自動車は、エースの嘉陽宗一郎投手をはじめ、昨秋の日本選手権で活躍した増居翔太投手らを擁する。強力な投手陣を陰ながら支えるのが、プロ野球・中日でエースとして活躍した吉見一起・テクニカルアドバイザー(40)だ。「根性論での指導は通用しない」という吉見さんは、選手たちと接する上で「あえて教えない」姿勢を大切にする。きっかけは中日時代の監督の一言だった。 吉見さんは金光大阪高、トヨタ自動車を経て2005年に中日に入団。「精密機械」と称されるコントロールを武器に、最多勝や最優秀防御率など数々のタイトルを獲得し、20年に引退した。Advertisement 引退後は指導者を目指そうと考えていたところ、中日の先輩の井端弘和さん(現・野球日本代表監督)から「財産になるからアマチュアの野球は見ておいた方が良い」と助言を受けた。勉強のつもりでトヨタの練習を見学したのをきっかけに、選手たちに助言するテクニカルアドバイザーを21年から務めている。 レベルの高い選手が集まるトヨタとはいえ、吉見さんが「あえて教えない」のはなぜか。それは中日の選手時代、当時の落合博満監督の言葉に納得するものを感じたからだ。 「答えを教えて打てるようになるよりも、自分で答えを見つけて打てるようになった方が長く活躍できる」 落合監督が別の選手にそう話すのが耳に入った。吉見さん自身もコーチから「こうしなさい」と指示されることに反発を覚えた時があった。だからこそ、監督の考えに共感したという。野球で大事なのは「野球脳」と語る吉見さん。「常に頭を使っていなければ活躍はできない。自分で考えて答えを出した方が長く結果が残り、選手としての成長につながる」 あえて教えない一方で、自ら答えを見つけてもらうため、選手一人一人との対話を大切にする。打たれた投手には、なぜうまくいかなかったのか、次にどうすれば良いかなどを会話の中で考えさせる。「正直答えを言いたくなることもあるが、ぐっとこらえて我慢する」。指導が実り、プロへ進んだ選手もいる。 テクニカルアドバイザーに加え、23年秋からは野球日本代表チームの投手コーチも務めている。多忙な中、月に5、6回はトヨタの練習に訪れる。都市対抗でトヨタは30日の1回戦で、JR東日本東北と対戦する。勝利に向け、吉見さんはアドバイザーとして「皆に気持ちよくプレーしてもらえるようなピース(部材)でいたい」。選手たちの活躍を後押しする。【塚本紘平】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>