南房総から富士山撮り続ける 89歳のフィルム写真家が語る「魅力」

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毎日新聞 2025/8/30 07:15(最終更新 8/30 07:15) 1167文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷南房総から撮影した富士山の写真を前に、撮り方や魅力を語る成瀬博道さん=千葉県茂原市のフォトサロンおおかわで2025年7月31日午後1時10分、高橋秀郎撮影 富士山の四季折々の表情は、日本を象徴する風景だ。県内からでも海越しに望むことができ、見かけると得をした気分になる。フィルム写真家で、南房総地域から富士山を撮り続ける成瀬博道さん(89)=千葉県茂原市=に、「富士山写真」の魅力と撮り方を聞いた。【高橋秀郎】 ――写真撮影を始めたきっかけを教えてください。 ◆東京オリンピックが開催された1964年に、競技を撮影しようと初めて一眼レフを買いました。家族の病気で会場に足を運べなかったのですが、勤務先の高校に写真部ができて顧問になり、本格的に撮影を始めました。生徒と一緒に自然の風景などをモノクロフィルムで撮影し、作品を批評しあうのが楽しかったですね。Advertisement ――富士山に興味を持ったのはいつからですか。 ◆65歳で定年退職し、富士山の撮影ツアーに参加したら、やみつきになりました。山梨県の富士五湖や静岡県の山麓(さんろく)に10回以上出かけましたね。雲の位置や光の具合によって刻々と変化する景色に魅せられました。 その後、南房総で、山梨から来たカメラマンに「海からの富士山もすばらしい」と声をかけられ、地元で見慣れた風景の良さを改めて認識しました。 ――南房総から富士山はどのように見えるのでしょうか。 ◆海辺の奇岩や島、砂浜、さらに地域の暮らしや草花、農漁業も一体になって素晴らしい景色を作り出しています。地震や波による浸食で岩が崩れたりして、風景が変わり果てることもあるので、撮れる時にしっかり記録しておきたいです。 ――お勧めの撮影地を教えてください。原岡海岸(千葉県南房総市)の桟橋の向こうに浮かぶ富士山=成瀬博道さん提供 ◆原岡海岸の桟橋や法華崎の岩場、洲崎神社の浜鳥居から撮影した富士山は見応えがあります。勝山海岸沖のみささぎ島は、お盆の灯籠(とうろう)流しに風情があり、明鐘岬(みょうがねみさき)は4月と8月、山頂に太陽が重なるダイヤモンド富士を狙えます。 海食棚の青のりで知られる根本海岸は、逆光になりやすく、意図しない光の反射に注意が必要です。 ――南房総から富士山を撮る時のコツはありますか。 ◆空気が澄んで、くっきりした写真が撮れる11月下旬~2月上旬が適していて、特に1月下旬がお勧めです。時間帯は日が沈む夕方。何度でも足を運び、時間をかけることが大事で、その瞬間だけのドラマチックな色合いと巡りあえるかもしれません。 富士山は、地元の景色の良さを引き立てる力もあり、周囲との調和で存在感が増します。誰もがカメラを向けたくなる被写体なので、自分なりの切り口を見つけるのも大切です。なるせ・ひろみち 1936年生まれ、茂原市在住。元高校教師(専門は社会科)。2011年、景勝地ガイドブック「南房総・海辺の撮影地」を発行。16年、フィルム写真の愛好家で作る「長生フィルム会」に入会し、現在は最年長。同会事務局は電話0475・24・0125。あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>