ミャクミャク像、閉幕後は万博記念公園に 府内各地でも巡回展示へ

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野平悠一2025年8月29日 17時20分大阪・関西万博会場の東ゲート付近に設置されているミャクミャクのモニュメント=2025年6月26日午後2時29分、大阪市此花区、吉川喬撮影 大阪・関西万博のゲート付近で来場者を迎えている公式キャラクター「ミャクミャク」の巨大モニュメント2体について、大阪府は29日、閉幕後に同府吹田市の万博記念公園に移設すると発表した。閉幕後に府へ無償譲渡され、府内各地で巡回展示する。将来的には万博会場がある夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)に戻すという。 移設されるモニュメントは、東ゲート近くでお辞儀している「いらっしゃい」と、西ゲート近くで手を広げる「ワクワク」の2体。いずれも繊維強化プラスチック(FRP)製で、高さ3.85メートル。多くの来場者が写真に収めるために列をつくる人気ぶりだ。ライトアップされた大屋根リングとミャクミャク像=2025年4月13日午後6時48分、大阪市此花区の夢洲、水野義則撮影 モニュメントは、日本国際博覧会協会が6月20日から7月18日まで閉幕後の引き取り先の公募を実施。要領によると、国や地方自治体は無償譲渡を希望することが可能で、このうち会場建設費を負担している国、府、大阪市が応募した場合は優先される決まりだった。結果、府が無償で譲り受けることになったという。民間企業などへの有償譲渡の場合の「いらっしゃい」の最低落札価格は168万5263円だった。解体や移設などに約900万円かかる見込みで、府は9月議会の補正予算案に計上する。太陽の塔=大阪府吹田市の万博記念公園、松尾葉奈撮影 移設先の万博記念公園は、1970年大阪万博の会場。モニュメントは来年1~3月に設置され、来春以降は府内自治体や民間企業などからの応募を受け付け、府内各地の観光スポットでも巡回展示するという。将来的には、閉幕後に跡地開発が進められる万博会場の夢洲に戻す方針。 吉村洋文大阪府知事は29日、記者団に「万博の象徴の一つがミャクミャクのモニュメントだ。レガシーとして、いろんな観光地で楽しめるようにしていきたい」と語った。【U30応援割】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら3カ月間月額99円!詳しくはこちら2025大阪・関西万博2025年4月13日に大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)が開幕しました。関連のニュースをまとめています。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月29日 (金)金正恩氏、6年半ぶり訪中へフジテレビが当時の幹部提訴大谷翔平、2年ぶり勝利投手8月28日 (木)総裁選要求は「記名必須」に三菱商事が洋上風力発電撤退「特別ビザ」誤情報で混乱8月27日 (水)投票見返りに報酬約束の疑い日産GT-Rが生産終了火山灰で新宿が暗闇に8月26日 (火)元顧問の遺族に直接謝罪首脳会談の調整中も空爆激増スマホ「1日2時間以内」トップニューストップページへ維新・石井章参院議員が議員辞職の意向 秘書給与問題で家宅捜索受け17:22学歴詐称疑惑の伊東市長、市発表案件以外の回答拒否 定例記者会見で15:00自民の参院選総括、裏金問題など複数が敗因 2日の両院総会で公表へ17:00来年度予算の概算要求、過去最大122兆円 なぜ増えた? 中身は?17:00自動運転のバスが街路樹と衝突、乗客1人けが 東京・八王子15:55「宗教は関係ない」が生み出す悲劇 「神の子」の2世たちの問題提起16:00