毎日新聞 2025/8/30 19:00(最終更新 8/30 19:00) 有料記事 2002文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷平和への願いを込め、三線をつま弾く仲村和枝さん。名も知らぬ父への思いも交錯する=大阪府内で2025年5月18日、高尾具成撮影 コバルトブルーの琉球ガラスのコップに、さんぴん茶が注がれていた。少しだけ口に含んだ仲村和枝さん(76)=大阪府在住=は、傍らの三線(さんしん)を手に取り、背筋を伸ばした。そして「チャーナティ行(イ)チュガヤー」(どうなってゆくんだろうかねえ)とウチナーグチ(沖縄言葉)を口にした。世界でやまぬ戦への憂いや、人生の紆余(うよ)曲折。さまざまな心情が凝縮されているようだった。 <後編はこちら> 両親がくれた「宝物」 「アメラジアン」の女性が願う夜明け【https://mainichi.jp/articles/20250830/k00/00m/040/207000c】初めて打ち明けた出自 55年前の1970年。世間は大阪万博(日本万国博覧会)に沸いていた。 この年、仲村さんは東京都世田谷区に保育士として就職しようと、大阪から上京、面接試験に臨んでいた。ある決意を胸に抱いていた。「どんな質問にも正直に明るく。そしてオバア(祖母)に教えられたように、相手の目を見て答える」 面接で志望動機などに続いて家族について問われると、こう答えた。 「父は米軍の嘉手納基地で働いていたアメリカ人で、私が生まれる前に本国に帰ったと聞いています。顔も名前も居場所も知りません。母は私が3歳の時に病気で亡くなりました」 面接官は驚いたような顔でこう続けた。「では、誰に育ててもらったんですか?」。仲村さんは…この記事は有料記事です。残り1407文字(全文2002文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>