毎日新聞 2025/11/3 07:30(最終更新 11/3 07:30) 有料記事 4412文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷A級順位戦3回戦で勝ち、開幕3連勝となった糸谷哲郎八段=東京都渋谷区の将棋会館で2025年9月23日、丸山進撮影 A級順位戦▲糸谷哲郎八段(対局時2勝)―△千田翔太八段(同1勝1敗)戦で、糸谷八段はいつものハイスピード指しを続けた。終盤、千田八段は入玉を目指せば勝機がある局面を迎えたが、残り少ない時間で決断できずチャンスを逃した。最後は糸谷八段が30手以上の長い詰め手順で勝負を決めた一局を、椎名龍一さんの観戦記で解説する。第1譜(1―49)▲2六歩 △8四歩1 ▲2五歩 △8五歩▲7六歩 △3二金 ▲7七角 △3四歩▲6六歩 △3三角 ▲6八銀 △4二銀▲7八金 △6二銀 ▲4八銀 △4四歩▲6七銀 △4三銀 ▲1六歩 △1四歩▲9六歩 △9四歩 ▲3六歩 △7四歩1▲5八金 △5二金 ▲4六歩 △6四歩▲3七桂 △6三銀1 ▲4七銀 △7三桂11▲2九飛 △8一飛 ▲5六歩 △4一玉8▲6八角 △5四銀右2▲7七桂 △5一角1▲5七角1 △3一玉5 ▲6八玉2 △2二玉8▲7九玉3 △3三角23 ▲6八金右14△5一角5▲8八金(第1図)(持ち時間各6時間 消費▲20分△1時間6分)好調な新理事・糸谷 A級に帰ってきた糸谷が好調である。理事職に就き「研究会を開くこともできません。日々の研究は隙間(すきま)時間にネットで観戦することくらい」というほどに多忙を極めているが、今年度成績は10勝3敗、6月6日に理事に就任してからは7勝1敗だ。 対する千田の今年度成績は4勝6敗(未放映のテレビ棋戦を除く)。A級棋士としては物足りない星取りだ。もちろん勝負ごとには上振れ・下振れが付き物で、未来のことは誰にもわからない。 両者は森信雄七段門下の兄弟弟子。「これまでは兄弟子との対戦が多かったのですが、これからは弟弟子との対戦も多くなる年代になったのだと感じました」が局後の糸谷の感想である。…この記事は有料記事です。残り3640文字(全文4412文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>