毎日新聞 2025/11/4 14:00(最終更新 11/4 14:00) 有料記事 2218文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷現代のロシア軍と80年前のソ連軍のパレードの映像を左右で同時に流す、英雄主義博物館の展示=モスクワで2025年10月19日、真野森作撮影 ロシアがウクライナで続ける「特別軍事作戦」は、開始から3年8カ月を経ても終わりが見えない。プーチン政権は依然として強気の姿勢を保つが、市民はどのような思いで暮らしているのか。首都モスクワで実情を探った。【モスクワ真野森作】英雄主義博物館 「これは手投げ弾だよね。あっちは何?」。10月中旬、モスクワ郊外のある博物館を訪ねると、5~6歳くらいの男児が祖父らしき男性に無邪気に尋ねていた。 建物に入ると、ホールの右左にはソ連軍と現在のロシア軍のパレード映像がそれぞれ大画面で繰り返し流れていた。強化ガラスの床の下には、軍旗など新旧の戦利品の数々が陳列してある。憎むべき敵は、80年前はナチス・ドイツであり、現在は「ウクライナのネオナチ」だと感じさせる演出だ。展示によって両者を同列の存在として示す意図は明確といえる。 ここは、ソ連時代からの常設博覧会場「ベーデンハー」内にある英雄主義博物館。昨年12月にオープンした。 大きく三つに分かれた展示空間ではウクライナで戦うロシア軍の各種兵器や部隊や戦果を紹介し、奥には戦死者追悼の場も設けられている。 案内係の女性は「先人の始めたことを現代の兵士たちが継承している」と強調した。プーチン大統領の主張を具現化した展示と言えそうだ。入場無料で家族連れなど来場者は絶えなかった。 ウクライナを支える日本の立場から見ると、一連の展示からは強烈な印象を受ける。ただ、…この記事は有料記事です。残り1618文字(全文2218文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>