個展開催中の黒田征太郎さん、旧知の沢木耕太郎さんと対談 北九州

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毎日新聞 2025/11/3 06:15(最終更新 11/3 06:15) 723文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷黒田征太郎さん(左)との思い出や作品について話すルポライターの沢木耕太郎さん=北九州市戸畑区で2025年11月1日午後2時5分、山下智恵撮影 福岡県北九州市立美術館で開催中の画家・イラストレーター、黒田征太郎さん(86)の初の大規模個展「黒田征太郎展 絵でできること」を記念し、黒田さんと親交のあるルポライターの沢木耕太郎さん(77)との対話イベント「ふたり 錨のない船を漕ぐ」が1日、同美術館で開かれた。 沢木さんはデビュー作「若き実力者たち」(1973年)で指揮者の小沢征爾や政治家の河野洋平らと共に当時の各界若手実力者12人の1人として黒田さんを描いている。Advertisement 2人の出会いは沢木さんがデビューする4年前。22歳の沢木さんが、名刺のデザインを黒田さんに相談した。沢木さんは当時を「(名刺は)簡潔で清々しい。私は半ば無意識のうちに自分を名刺に似せようとした」と過去のエッセーに書いた言葉を読み上げ、出会いを紹介した。 対談は沢木さんが黒田さんに問いかける形で進行。黒田さんは現在の自身について「絵を描くことがどんどん好きになる。今もそう。この会場の壁にも描きたい」と話した後、「他人に興味がなく俺を知りたい。何で生まれたのか知りたい」と今も続く創作意欲を語った。黒田征太郎のアトリエ風景を再現した展示スペース=北九州市戸畑区で2025年11月1日午後0時23分、山下智恵撮影 沢木さんはそんな黒田さんの作品の魅力について「黒田さんが描いた絵に子どもたちが触発されて迷わず(自分たちも)描いていく。子どもを自由にさせる能力のある絵」と語り、「黒田さんが黒田征太郎はこうあるべきだと演じて生きる勢いがイラストを成り立たせている」と作品評を披露した。 最後に黒田さんは「俺が絵を描いていると思わない。大自然が描かせている。絵は人間みんなのものだ」と絵やイラストに対する思いを述べた。 「黒田征太郎展 絵でできること」は9日まで開催。入場料は一般1600円、高大生1100円、小中生900円。【山下智恵】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>