2026年4月7日 18時20分植松佳香私大の新入生の家計負担調査について説明する東京私大教連の山田晴通・中央執行委員長(左)ら=2026年4月7日、東京都千代田区 首都圏の私立大学に昨春入学した新入生は、受験から入学までにかかった費用が、自宅から通う人、一人暮らしなどの人とも過去最高になった。自宅通学者は165万円、自宅外通学者は235万円だった。 関東甲信越の私大などの教職員組合でつくる東京私大教連の調査で明らかになった。物価高騰などが影響しているとみられる。 調査は私大新入生の家計負担の状況を尋ねるもので、41回目の今回は昨年5~7月に実施。東京、埼玉、栃木の10大学・短大の協力を得て、新入生の保護者3613人から有効回答を得た。「負担重い」9割 調査結果によると、自宅外通学者の場合、受験から入学までの費用は、前年より3万9202円高い235万3983円で、9年連続で過去最高。自宅通学者は、3万902円高い164万7883円だった。両者を合わせて「負担が重い」と感じた割合は91.6%に上った。 入学金や授業料を含む「初年度納付金」の上昇に加えて、パソコンや家具など生活用品費や家賃の金額が上がったことが要因という。 東京私大教連の担当者は、「この間の物価高もあると思う。学費の値上がりの負担も増えている」と話した。1日の生活費は660円 また、自宅外通学者は、世帯の税込み年収の平均が1045万7千円なのに対し、仕送りを含む「入学の年にかかる費用」は320万7983円だった。年収の3割が大学生活に使われることになる。 一方で、1カ月の仕送り額は、出費が落ち着く6月以降の平均で9万1600円。うち78.4%は家賃だった。残りを日数で割ると、1日の生活費は660円。過去4番目の低さだった。 東京私大教連の山田晴通・中央執行委員長は、「660円で生活できるはずがなく、長時間のアルバイトをしている学生もいると思われる。そういう負担が大きく、学業がおろそかになるのは非常に深刻な事態だ」と述べ、学費負担を減らすためにも、国に私大への経常費補助の拡充などを求めた。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人植松佳香東京社会部|教育担当専門・関心分野子ども、教育、労働、国際関係関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月7日 (火)首相「石油 必要な量は確保」大川原化工機の冤罪 国を提訴社民党首選 福島瑞穂氏が再選4月6日 (月)検察の不服申し立て 制限検討イランで撃墜された米兵救出国民民主、地方議員を倍増へ4月5日 (日)日本関係船2隻 ホルムズ通過イランが米戦闘機を撃墜水道料金、全国で最大2倍の差4月4日 (土)成年後見 「終身」やめる改正案トランプ氏、司法長官を更迭広島の原爆資料館 入館最多トップニューストップページへ40メートルの足場崩れ5人が落下か 3人が意識不明 1人行方不明18:06京都不明男児の自宅近くの山中を捜索 手がかり夕方まで見つからず17:37「正しい指導」のつもりがパワハラに 支社長を降ろされ気づいた自分11:03日本とイランの関係なぜ良好? 親日固めたドラマとは? 背景を解説7:00将棋名人戦とは?ポイント解説 3時間超の長考も 今年は異色挑戦者17:00【更新中】アルテミス2、人類の偉業達成の裏で3度目のトイレ問題が12:48