800年以上前の「宇宙の嵐」確認 藤原定家「明月記」手がかりに

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毎日新聞 2026/4/10 12:00(最終更新 4/10 12:00) 771文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷北海道遠軽町に現れた赤いオーロラ=中山智博さん提供 平安・鎌倉時代の歌人、藤原定家による日記「明月記(めいげつき)」と青森県で埋もれていた樹木を手がかりに、太陽爆発に伴う放射線増加の現象が800年以上前に起きていたことを確認したと、沖縄科学技術大学院大(OIST)などのチームが10日発表した。人工衛星などに悪影響を及ぼす「宇宙の嵐」の発生傾向の理解につながる可能性がある。 太陽表面の爆発現象「太陽フレア」に伴い突発的に放射線が増加する「太陽プロトン現象」は、人工衛星の故障や宇宙飛行士の被ばくなどにつながりかねない。ただ、現代の観測だけではデータが限られている。Advertisement青森県北部・下北半島で出土したアスナロの試料=沖縄科学技術大学院大の宮原ひろ子准教授提供 チームはこうした現象の発生時期を特定するため、1204年2月、京都の北の空に赤い光が見えたとする明月記の記録などを参考にした。赤い光は低緯度オーロラで、大規模な太陽フレアが起きていた可能性があるため、時期を絞り込む手がかりになった。 太陽フレアに伴う放射線の一部は地球の磁場を突破して大気と衝突し、放射性の炭素14を生み出す。チームは、青森県で発掘されたアスナロを用い、年輪ごとに含まれる炭素14を測定。1200年冬~翌春の間に急増し、太陽フレアが起きていたことが分かった。また、当時の太陽の活動周期は、現在の約11年より短い7~8年だった。炭素14を検出する精度が向上し、今回のように比較的小規模な太陽フレアの特定も可能になっている。藤原定家の日記「明月記」の写本=国立公文書館提供 一方、明月記で低緯度オーロラと考えられる現象が記録されている1204年に炭素14の急増は起きていなかった。予想に反し、太陽の活動が活発でない時期にオーロラが発生したとみられる。 OISTの宮原ひろ子准教授は「太陽活動に伴う現象を効率的に探す上で、古典籍は重要な役割を果たす」と説明。太陽表面の状態がどのようなときに明月記のオーロラのような現象が起こるのかも研究したいとした。【寺町六花】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>