液肥栽培米で純米酒「飛築」 町の理念に共感し誕生 福岡・築上

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毎日新聞 2026/4/12 14:15(最終更新 4/12 14:20) 943文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷築上町の液肥栽培米を原料にした純米酒「飛築」を手にする(左から)宗政酒造杜氏の大野智規さん、生産農家の築別修一さん、築上町の古市照雄町長=福岡県築上町で2026年4月2日午前11時50分、出来祥寿撮影写真一覧 福岡県築上町が進める資源循環型農業で育てた米を原料に、新たな純米酒「飛築(とびつき)」が誕生した。減農薬・減化学肥料という町の農業理念に共感した佐賀県有田町の酒造メーカー「宗政酒造」が醸した一本だ。町は「原料米のやさしいうまみが感じられる清酒。ぜひ味わって」とPRしている。 「資源循環型農業のまち」を掲げる築上町は1994年、町内で発生するし尿や浄化槽汚泥を原料とする液体肥料(液肥)の製造に着手。2021年3月には肥料成分を約20倍に濃縮できる施設を全国で初めて湊地区に整備し、産官学連携で開発したバイオ濃縮液肥の共同特許も取得した。Advertisement築上町が製造する濃縮液肥=福岡県築上町で2026年4月10日午前9時28分、出来祥寿撮影写真一覧 町によると、し尿を有効活用する資源循環型農業は環境への負荷が少なく、化学肥料と農薬の使用を抑え、肥料のコストを削減できる。安全性の高さなどから農産物のブランド化も期待できる。町内では濃縮液肥の導入が進み、水稲や麦、レタス、菜種などを栽培する大規模農家を中心に年間約250ヘクタールで活用されている。 「飛築」造りは23年夏、町の循環型農業に関心を持った宗政酒造の宗政寛会長が液肥製造施設を視察したのがきっかけだった。「環境に配慮した農法で育てた米で日本酒を造りたい」と町に提案し、液肥栽培米を活用することになった。 酒米を手がけたのは、築上町小山田の農業、築別(つきわけ)修一さん(56)。「夢つくし」を栽培する約6ヘクタールのうち、濃縮液肥で栽培する約20アールを転用した。水の供給を抑えて米粒の中心の白濁部分「心白(しんぱく)」を増やすなど、日本酒に適した米になるよう工夫。約900キロの酒米を収穫した。築上町の液肥栽培米を原料に生産された純米酒「飛築」=福岡県築上町で2026年4月2日午前11時57分、出来祥寿撮影写真一覧 宗政酒造の杜氏(とうじ)、大野智規さん(43)によると、飛築は精米歩合を70%にとどめ、米本来のうまみと甘みを大切にしたという。酵母は佐賀県が開発した「佐賀はがくれ酵母StyG」を使用。大野さんは「酵母由来の爽やかな香味と米のやさしい旨味が調和した純米酒に仕上がった」と話す。 飛築の名前は築上町と築別さんの「築」だが、飛びつきたくなるほどおいしい酒であってほしいという願いも込めた。720ミリリットル入り税別1200円。2000本の限定生産で、町物産館「メタセの杜」で販売している。町物産館(0930・52・3828)。【出来祥寿】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>