毎日新聞 2026/4/13 16:15(最終更新 4/13 16:15) 1086文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷石川啄木の東京・本郷の下宿に見立てた朗読劇「ローマ字日記を読む」の舞台=盛岡市で4月12日午前11時54分、高橋昌紀撮影 詩人で歌人の石川啄木(1886―1912)の生誕140年に合わせ、米国出身の日本研究者、ドナルド・キーン氏(1922―2019)の筆跡をたどる企画展が、盛岡市の「もりおか啄木・賢治青春館」で開催中だ。啄木の「生に対する正直さ」に感激し、半世紀以上も追いかけたキーン氏。その精神に迫った著述を通し、人生とは何かを問いかけてくる。 「啄木は『真面目な好青年』ではなかった」。企画展会場で12日、朗読劇「ローマ字日記を読む」が開催された。終演後の舞台上で、演者の岩手放送の江幡平三郎さん(58)が振り返った。「しかし、負けて、負けて、負けて。素晴らしい作品が生まれた」Advertisement 「ローマ字日記」は最高の文学作品の一つとして、キーン氏が高く評価した。啄木の東京・本郷での下宿時代、借金の無心、私娼窟通いなどが描かれる。気随気ままな日々に思えるが、キーン氏は小さな一言にも注目。「そのユーモアには現代的な皮肉が目立つ」と絶賛した。 企画展の目玉は、この日記の原本の複写版。全体ではパネル28点、書籍53冊など約130点を展示する。キーン氏の啄木に関する著作、講演会の原稿などのほか、個人の執筆道具、身の回りの品などが含まれる。記念撮影スポットとして、「ローマ字日記」が生まれた下宿の窓からの風景も再現された。 さらに文学や芸術などの共通テーマを設定し、2人のそれぞれの論考を比較した。同館学芸アドバイザーの山本玲子さん(58)は「異なる視点があることを、知ることは重要。キーン氏を通し、新たな『気づき』をしてほしい」と話している。 企画展「ドナルド・キーンと石川啄木」は前期は今月18日まで、後期は同24日~7月12日。第2火曜日は休み。5月30日にはキーン氏ゆかりの古浄瑠璃のイベントがある。キーンさん養子「啄木は特別な存在」企画展「ドナルド・キーンと石川啄木」の会場。キーン氏の愛用品も並ぶ=盛岡市の「もりおか啄木・賢治青春館」で4月12日午後0時49分、高橋昌紀撮影13日は啄木忌。啄木とキーン氏について、養子のキーン誠己さん(75)=東京在住=に聞いた。 啄木の「深い正直さ」に対し、惹かれ続けたのだと思う。数多くの文学者の中でも、特別な存在。1955年に初めての論考を発表し、2016年の遺作も啄木だった。 「日本最初の現代人。奇想天外な人間だったが、自分には容赦なく、正直だった」と評価した。実は自身も、好きなことしかやらない人だった。わがままなところは非常に似ている。 生前の14年に盛岡市を訪れ、啄木ゆかりの地をめぐった。特に渋民の記念館には、啄木が教べんをとった尋常小学校が移築されている。教壇に立ち、「啄木の真似」と非常に喜んでいた。今回の企画展を訪れる人も、何かを受け取ってもらえればうれしい。【高橋昌紀】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>