2026年4月8日 18時56分上保晃平東京地裁と東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区 社員同士の飲み会で同席者のセクハラ発言を止めなかったことを理由に懲戒処分とされたのは不当だとして、男性社員が勤務先の大手損害保険会社を訴えた裁判で、東京地裁(松下絵美裁判官)は8日、男性側の主張を認めて処分を無効とする判決を言い渡した。 判決によると、男性は終業後に複数の社員で行った飲み会で、別の男性社員が女性社員にセクハラ発言を繰り返したのに制止しなかったとして、2024年5月に譴責(けんせき)処分を受けた。会社側は裁判で「従業員には他者のハラスメントも容認せず声を上げるよう徹底していた。発言を止めるなど介入をしなかったのはハラスメントの間接的な幇助(ほうじょ)にあたる」などとして処分の正当性を主張した。 会社側がまとめた処分に関する報告書は複数のセクハラ発言があったとしたが、判決は、このうち「ブラジャーのひもが見えている」との発言以外は認めず、当時の具体的な状況や趣旨もわからないと指摘。「この発言だけで直ちにセクハラにあたるとは言いがたく、男性に止める義務があったとはいえない」と述べ、処分は無効だと判断した。 裁判で会社側は、女性社員の証人尋問の申請や陳述書の提出をしていなかった。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人上保晃平東京社会部|裁判担当専門・関心分野社会保障、障老病異、社会思想関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月8日 (水)過去最大、新年度予算が成立トランプ氏、日本にも不満人類史上最も遠くへ到達4月7日 (火)首相「石油 必要な量は確保」大川原化工機の冤罪 国を提訴社民党首選 福島瑞穂氏が再選4月6日 (月)検察の不服申し立て 制限検討イランで撃墜された米兵救出国民民主、地方議員を倍増へ4月5日 (日)日本関係船2隻 ホルムズ通過イランが米戦闘機を撃墜水道料金、全国で最大2倍の差トップニューストップページへトランプ氏が迫られた4回目「譲歩」 イランを空爆で圧倒したはずが11:16プルデンシャル生命の親会社に立ち入り検査へ 金融庁、月内にも着手17:00独自社民・福島氏「配慮足りなかった」と「発言封じ」を謝罪 大椿氏は…16:46米イラン攻撃停止、市場は「トリプル高」に 識者が語る今後の見立て13:19「部下と課長がいじめ」係長自死、妻が市を提訴「夫の無念伝えたい」15:34なぜ日本ではCDが残った? タワーレコード渋谷店と熱論16:20