毎日新聞 2026/4/9 09:45(最終更新 4/9 09:45) 1339文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷エディオンピースウイング広島のセンサリールームで観戦する子どもたち=広島市中区で2025年8月20日午後8時47分、西山夏奈撮影 サッカーJ1・サンフレッチェ広島の本拠地「エディオンピースウイング広島」には、発達障害や感覚過敏のある人やその家族らが安心してスポーツ観戦を楽しめる「センサリールーム」が常設されている。2024年2月にピースウイングが開業以降は無料で提供されていたが、25年10月から1人あたり5000~6250円が必要となった。1年8カ月を経て有料化に踏み切った背景とは。 センサリールームは、室内の音や光などを調整できる部屋で、視覚や聴覚などの感覚過敏や発達障害があって一般席での観戦が難しい子どもやその家族が安心して楽しめるようになっている。Advertisement ピースウイングのセンサリールームは、一般社団法人「日本発達支援サッカー協会」(広島市)が運営。大きなガラス越しに観戦できる室内にはマットが敷かれてクッションなども置いてあり、リラックスして観戦できる。休憩する「クールダウンスペース」が設けられ、発達支援の専門スタッフによるサポートもある。 J1の複数のチームはスタジアムにセンサリールームを設けているが、同協会によると招待された人が無料で利用できるケースが多いとみられる。 なぜ、ピースウイングは有料にしたのだろうか。計画段階から携わった同協会の杉岡英明代表理事は「有料化は開業当初から決めていた」と説明する。 杉岡さんは18年に同協会を設立し、発達障害のある子どもたちの特性を考慮して、楽しみながら成長できるサッカー教室などを運営してきた。活動を続ける中で、サッカーが大好きでも、スタジアムでじっとできないなどの理由で観戦を諦めざるをえない子どもや保護者たちがいることを知った。 そんな時、J1の川崎フロンターレのホーム・等々力陸上競技場(川崎市)にセンサリールームが設置されたと知った。「広島でもこのような施設が必要」との思いで、ちょうど建設計画が進んでいたピースウイングの関係者に設置を要望した。建設計画の段階から常設されたのは日本で初という。 当時、センサリールームの存在は一般にほとんど知られていなかった。そのため、まずは無料で招待して広く知ってもらい、どのようなニーズがあるのか調査することにした。 ルーム内で子どもたちは、靴を脱いでリラックスしたり、疲れたらクールダウンスペースに入ったりして自分のペースで観戦を楽しんでいた。保護者たちも周囲を気にすることなく、子どもたちの様子を安心して見ており、センサリールームが必要とされていることを実感した。 杉岡さんが有料化が必要と考えたのは「持続可能性」と「公平性」という点からだ。エディオンピースウイング広島のセンサリールームで観戦する子どもら=杉岡英明さん提供 センサリールームの設備を維持していくためには、持続可能な収益構造を作っていく必要がある。また、障害の有無に関わらず、適切な対価を支払うことがすべての人の公平性や尊厳を守ることになると考えた。 ただし、チケット料金が高すぎると利用者が限定されてしまう。「子どもが保護者と2人で観戦することになっているので2人で約1万円。(ある程度、気軽に観戦するためには)これが限界」と語る。 杉岡さんは「子どもたちが安心して観戦できる環境を提供したい。そして、センサリールームを通して、聴覚過敏や発達障害への理解が多くの人に広がってほしい」と話している。【西山夏奈】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>