「ゴールデンカムイ」でも使用 重要文化財の住宅がクラファン

Wait 5 sec.

毎日新聞 2026/4/7 15:30(最終更新 4/7 15:30) 1338文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷国指定重要文化財の「荒井家住宅」母屋=矢板市立足で2026年3月19日午後0時41分、藤田祐子撮影写真一覧 栃木県矢板市立足にある国指定重要文化財「荒井家住宅」の茅葺(かやぶ)き屋根の葺き替え費用に充てようと、クラウドファンディング(CF)が実施されている。最後に大規模修繕をした2007年から約19年が経過し、昨年3月には近隣で起きた山林火災の飛び火で一部が焼損。市役所で記者会見した所有者の荒井明美さん(66)は「夫の遺志を継いで貴重な建物を未来に残すため、広く力をお借りしたい」と訴えた。募集は30日まで。 荒井家は江戸時代に地域の名主を務めた家柄。茅葺き屋根に寄棟(よせむね)造りの大型屋敷は、当時の上流階層農家の格式を伝える貴重な建築物として、主屋と表門が1968年に重文指定された。江戸中期の1676(延宝4)年に火災で焼失した記録があり、現存する建物は火災以降18世紀後半までに再建されたと推定される。民家としては県内で最も古い建物という。Advertisement 間口12間半(24・2メートル)、奥行5間半(10・3メートル)の屋敷内には、マヤ(馬屋)や台所にあたるカマド、ナガシ(水場)を備えた土間、畳敷きのザシキなどがあり、村落住民の寄り合いが開かれたり役人を迎え入れたりした往事の様子がしのばれる。 荒井さんによると主屋では、義父にあたる壮(たけし)さんの代まで実際に暮らした。重文指定後、1982~84年に解体修理を実施し、旧来の工法で江戸期の姿に復元して、壮さん家族は隣接地に転居。以降は、事前予約制で一般の見学を受け入れ、地元の小学生が宿泊体験学習をしたことも。公開中の映画「ゴールデンカムイ網走監獄襲撃編」の撮影にも使われた。 茅葺き屋根は一般的に15~20年で修繕が必要とされる。風雨による劣化に加え、昨年の火災消火時の放水の影響で、竹組みの下地が露出して更に傷みが進んだという。国重文の修繕には国の補助金(上限は総額の85%)が交付されるものの、最大限の交付が認められた場合でも、県、市、所有者にそれぞれ5%の費用負担が生じる。資材や人件費の高騰で修繕費も増す傾向にあり、矢板市の概算では総額1億円が見込まれ、所有者負担は500万円になるという。 明美さんは「かつて庄屋だったといっても戦後は一般市民で、嫁いだ時には、りんご栽培を営む普通の農家でした」と話す。07年の屋根の葺き替え総費用は約3000万円で、当時の所有者負担額である約150万円を工面するため壮さんが奔走していた記憶が残る。十数年がたち、壮さんが19年に死去。住宅を受け継ぎ「よく『そろそろ何とかしなければ』と口にしていた」という夫の郁夫さんも21年1月、62歳で急逝した。「傷んでいく屋根を見ながら途方に暮れていたところ、クラウドファンディングという方法があることを教えてもらった」と決意のきっかけを話す。 CFは専用ウェブサイト「レディーフォー」で実施。3月29日に当初の目標である300万円が集まり、次の目標として全面葺き替えのために500万円の達成を掲げる。寄付は3000円から50万円まで7コースが設定され、看板に名前を掲載する応援コース(1万~50万円)のほか、市特産リンゴジュースが贈られるコース(1万2000円)、荒井さんの案内で屋内外を見学できるコース(3万円)などがある。【藤田祐子】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>