毎日新聞 2026/4/10 03:00(最終更新 4/10 03:00) 854文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ヒトと共通の病原体を持つことが知られているコウモリ。写真は野生に生息しているインドオオコウモリ=WWFスウェーデンのOla Jennersten氏提供 展示・販売などを目的に行われる野生哺乳類の取引が、新型コロナウイルス感染症など人獣共通感染症のリスクを高めているとの分析を、米国とスイスの研究チームが9日付の米科学誌サイエンスに発表した。約40年に及ぶ国際的な取引状況を追跡した成果で、違法取引されている哺乳類ほどヒトと共通の病原体を保有する割合が高かった。 新型コロナのほか、エイズやエボラ熱など人間社会に大きな影響を与えている病原体の多くが動物由来と考えられている。チームは「野生動物の取引量を減らすことが感染症リスクを低減し、人類に長期的な利益をもたらす」と提言している。Advertisement40年6500種追跡 チームは、霊長類やげっ歯類など約6500種の野生哺乳類を対象に、人獣共通感染症の病原体の有無を調査。さらに、野生生物の国際取引を規制するワシントン条約に基づき、それらが1980~2019年に取引された実態を追跡した。 その結果、ヒトにも感染する病原体を少なくとも1種持つ哺乳類は、国際取引のあった約2100種では41%に当たる約850種に上った。一方、取引のなかった約4400種では6%の約280種にとどまったという。 野生生物の分布状況なども考慮すると、取引された哺乳類は取引のない哺乳類に比べ、ヒトと共通の病原体を持っている確率が1・5倍高かった。また、違法取引された報告のある哺乳類は、合法取引のみの種に比べて、ヒトと共有している病原体の数が1・4倍高かった。 さらに、取引期間が長い種ほど、ヒトと共通の病原体数が増える傾向が判明した。期間が10年長くなるごとに1種類ずつ新たな病原体を共有する試算になるという。 世界自然保護基金(WWF)ジャパンで野生動物取引問題を調査している浅川陽子さんは「野生動物取引と感染症リスクの関連性をデータに基づいて示した意義は大きい。日本ではアニマルカフェなどの施設で野生動物と触れ合うことができるが、病原性細菌を保有している例も確認されている。動物との関わり方を改めて見直す必要がある」と指摘する。【田中泰義】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>