冬眠明けのクマ、住宅地に出没 専門家が語る「するべきこと」とは

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2026年4月11日 6時00分有料記事鈴木優香 古畑航希牧草地にあらわれたツキノワグマの親子=2025年10月20日、岩手県内、伊藤恵里奈撮影 昨年、過去最悪の人身被害を起こしたクマが冬眠のシーズンを経て、今年も東北地方を中心に目撃されている。住宅地に姿を現したケースもあり、住民らに不安が広がっている。 7日朝。福島県郡山市内の30代女性は、家の外が騒がしいのに気づき、ベランダに出た。そこには盾を持ち、ヘルメットをかぶった警察官らが十数人。事件かと思ってSNSを調べると、逃げていたのは容疑者ではなくクマだった。 前日の6日夜に3キロほど離れた地区で目撃されていた個体とみられた。市街地にもほど近く 女性が住むのはJRの駅から800メートルほど離れた住宅街で、市街地にもほど近い。クマが社会問題になった昨年でも、このあたりには出なかった。「ここに出ることはまずないと思っていた。いったいどこから来たのか」 「膠着(こうちゃく)状態」が続いたが、午後になって「パンッ」という音が聞こえてきた。「緊急銃猟が始まったのか」。緊急銃猟は、市街地に出たクマに対して自治体の判断で銃を使うというもの。流れ弾の恐怖が走ったが、どうやらクマを追い払おうと放った花火だった。 それでも居座るクマに向け、今度は茂みにめがけての放水が始まった。これも効果はない。上空にはクマを監視するためか、ドローンが浮かんでいた。岩手で、山形で、青森で…負傷者も 翌朝までに自宅周辺に張られた規制線は解かれた。クマが2キロほど離れた小学校のあたりまで逃げていったからだという。女性は行動範囲の広さに驚いた。 結局、クマはその日の午後に、高速道路下の草むらにいるところを緊急銃猟で駆除された。最初の目撃から40時間超。地元の猟友会によると、体長145センチのオスで体重は100~120キロ、3~4歳の成獣とみられる個体だった。 2025年度のクマによる人身被害は238人で、死者はそのうち13人に上った。いずれも、06年度以降で過去最多だった。今春のクマの行動範囲は?今春のクマはどのような動きが予想されるのでしょうか。被害に遭わない方法とは。記事の後半で専門家に聞いています。 被害が多かった東北各地では…この記事を書いた人鈴木優香北海道報道センター|道政・教育・文化担当専門・関心分野農業、食、動物、移住、多文化共生古畑航希ネットワーク報道本部(東京)専門・関心分野自然環境、災害、平和関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月11日 (土)台湾の野党トップ 習氏と会談停戦後に700人以上死亡郵便受けに「逮捕状」詐欺4月10日 (金)本屋大賞に朝井リョウさん女性に参政権が認められ80年今国会で初の衆院憲法審査会4月9日 (木)米国とイラン 攻撃停止に合意日本とイラン首脳が電話協議「小1の壁」、子どもにも4月8日 (水)過去最大、新年度予算が成立トランプ氏、日本にも不満人類史上最も遠くへ到達トップニューストップページへイランの交渉役は保守強硬派、米はバンス副大統領 停戦協議の行方は5:00停戦協議へ米イラン、異なる主張 戦闘の拡大抑える三つの主な論点22:13郵便受けに「逮捕状」、新たな詐欺に注意 アナログな方法のワケとは5:00検察の不服申し立て、審理期間を制限 再審見直し、政府修正案が判明5:00ドルチェ&ガッバーナのガッバーナ氏が会長を辞任 創作活動は継続22:37元寇船の木板に漢字の元号 海底遺跡で発見、確認 長崎・鷹島沖17:12