インタビュー2026年4月12日 17時00分有料記事聞き手・森本美紀インタビューに答える大胡田誠弁護士。点字でメモできる機器を使用している=東京都 障害のある人にとっての投票の現状や課題について、障害者の人権保障に詳しい大胡田誠弁護士(48)に聞きました。 ◇投票しやすい環境、限定的 投票に必要な情報や投票所での対応など、障害のある人が投票しやすい環境づくりは限定的で脆弱(ぜいじゃく)です。投票の権利が守られているとはいえません。 例えば、投票所へ行くことが困難な障害者は多いのに、公職選挙法では、郵便などによる不在者投票ができる障害者は身体に重度の障害がある人と規定。介護者と投票所に入れるのは、やむを得ない事情がある者として投票管理者が認めた場合で、現場の判断に委ねられているのが現状です。 2月の衆議院選挙で私は期日前投票をしました。全盲なので、通常は「選挙区」「比例代表」などの点字がある投票用紙を渡されるのですが、今回は急な選挙で間に合わなかったのでしょうか。点字はなく、係員が何の投票用紙か口頭で教えてくれましたが、自分で確認できず、不安を抱えながらの投票でした。 また、全盲なので点字の選挙公報が必要ですが、届いたのは投票日の後。点字や音声の選挙公報は、公選法に規定がなく行政の啓発活動の一環にすぎません。法に位置づけ安定して届ける仕組みが必要です。「健常者に合わせるもの」という意識が背景に 障害者の投票への「壁」の背景には、健常者の枠組みに障害者が合わせるもの、という意識があると思います。しかし、障害者も権利の主体です。参政権は国民が等しく行使できる権利です。 国は、障害者の投票のあり方…この記事を書いた人森本美紀くらし報道部専門・関心分野障害福祉、介護、認知症、生きづらさ、単身社会 、高齢化するマンション関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ4月12日 (日)米イラン協議 パキスタン厳戒アルテミス2 宇宙船が帰還目覚めるクマ 春から注意4月11日 (土)台湾の野党トップ 習氏と会談停戦後に700人以上死亡郵便受けに「逮捕状」詐欺4月10日 (金)本屋大賞に朝井リョウさん女性に参政権が認められ80年今国会で初の衆院憲法審査会4月9日 (木)米国とイラン 攻撃停止に合意日本とイラン首脳が電話協議「小1の壁」、子どもにもトップニューストップページへ米国とイランの停戦協議「合意に至らず」 バンス米副大統領は帰国15:21自動運転バスの「下敷きになった」通報、男女2人搬送 新潟県弥彦村15:57死体遺棄容疑で男逮捕 山中から遺体、行方不明の10代女性の可能性15:19高市首相「憲法改正、時は来た」 就任後初の党大会、改憲発議に意欲12:45検察の抗告「禁止すべきだ」 再審見直し、裁判官に異例インタビュー5:00独自高校最後のお弁当、母が仕掛けたサプライズ 十数年を経ての伏線回収16:00