池上彰のこれ聞いていいですか?:「知らない」は恥ではない 池上彰さんも指摘、わかりやすさの罠

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池上彰のこれ聞いていいですか?インタビュー 江畑佳明毎日新聞 2026/4/26 05:01(最終更新 4/26 05:01) 有料記事 3389文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷衆院選の演説会場で、候補者や応援演説に来た党首らの姿を撮影しようとスマートフォンを構える人たち=福岡県行橋市で2026年1月30日、出来祥寿撮影 近年の選挙は「SNS選挙」と呼ばれる。X(ツイッター)やユーチューブのコンテンツが選挙結果に大きな影響を与えるという意味だ。だがSNSの中には感情をあおる内容や真偽不明な情報も少なくない。上智大文学部新聞学科教授(メディア文化論)の佐藤卓己さんは「情報の受け手は、あいまいな情報への耐性が求められる」と指摘する。ジャーナリストの池上彰さんとSNSとの向き合い方などについて語り合った。全2回の後編です。前編 「あいまいさに耐える」の著者が語る 「知らんけど」の効用「情動社会」における政策論議 池上 選挙になると、「もっと政策論争を」という主張をよく耳にします。一方、佐藤さんは「情動社会になっている」と指摘しましたが、感情で世論が動かされてしまうのなら、政策論議は深まりません。候補者は有権者が「快感だ」と思うことばかり主張するのではないでしょうか。 佐藤 はい。こうした問題を考える際、私は「世論(せろん)」と「輿論(よろん)」を分けて考えよう、と主張してきました。 池上 少し難しい気がしますが、どういう意味でしょうか。 佐藤 どちらも民意であることに変わりはありません。が、「世論」はその時々の「大衆の感情分布」であり、「世の中の空気感」と言っていいものです。ポピュリズム(大衆迎合主義)と結びつきやすい側面もあります。ですが「輿論」はある程度時間をかけてじっくり議論された公的な意見、「公論」(パブリックオピニオン)です。 戦前、両者はそれぞれ別の言葉として認識され、「憲政の神様」と呼ばれた衆院議員、尾崎行雄(1858~1954年)が大正時代にデモクラシーを「輿論主義」と訳していました。また現在、どの新聞にも社説がありますが、その目的のひとつもこの「輿論」に導くことにあるでしょう。他者への説得を重ねて「輿論」が形成されれば、選挙の際の政策論議も実りあるものになるのではないでしょうか。 池上 ですが「情動社会」の中でSNSが多用されると、「世論」ばかりになりませんか。 佐藤 「情動社会」になって既に「論」でもないわけですから、「世情」と呼ぶのがふさわしいかもしれません。だから「ネガティブ・リテラシー」が必要なのです。例えば…この記事は有料記事です。残り2467文字(全文3389文字)【前の記事】「あいまいさに耐える」の著者が語る 「知らんけど」の効用関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>